アクエリオンEVOL
□気になる奴
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−気になる奴−
視点はある女子生徒
「アマタ・ソラ!貴様、そこにいたのか!」
「へ?カイエン、どうしたんですか?」
「どうしたもこうしたも貴様が−−」
近くで繰り広げられるこの会話は
事あるごとに女子に人気の永遠のbQを誇る
カイエン・スズシロが一方的にある男子生徒に向かって話しているもの
内容は妹さんの、ミコノさんの話しが目立つけど
・・・この頃は絶対に違うわ
「その、き・・貴様がモタモタするせいでアクエリオンの力が出しきれん!」
「す・・すみません・・・」
「っだいたいアマタ・ソラ、貴様はなぜそうも軟弱なんだ!」
「へ?」
「筋肉はあまり付いてないわ、華奢だわ
貴様、ちゃんと飯は食っているのか!?」
「は、はい。
朝はあまり食べれないんですけど・・・」
「フンッ朝しっかり食わなければ体力も付かないんだ、明日から俺に合わせろ」
「いえ、結構でs」
「反論は認めん」
「え・・・」
絶対に間違いないわ
あの堅物で有名なカイエン・スズシロは
男子生徒・・・
アマタ・ソラに気があるに違いない!
だって、今の会話
カイエンは他の男子生徒に言ったことないし
一番怪しいのなんて・・・
「そもそも貴様は−−」
「カイエン、もしかして熱あるんじゃないの?」
「何、−−−っ!!!!」
アマタ・ソラぁああああっ
私の癒しの天使ぃいぃいいっ!!!
白昼堂々とおでこを合わせえる二人に
私は口から出る水と
鼻から出るケチャップを拭きながら
一部始終をカメラで収めつつ見守ることにした
こつん
「ぅーん・・・熱、少しあるみたいだ
医務室行った方がいいよ?」
「ふ、ふざけるなっ!
俺は熱など出していないっ」
「じゃあ、一緒に行って調べてもらおうよ」
「一緒にい〜〜〜っ」
「ど、どうしたのカイエン?!!」
「な、なんでもないっ!!!
兎に角いかん!」
「強情なんだから・・・」
「−−−そ、その気持ちだけで構わん」
「!何かある前に自己宣告してよ?
カイエンは溜め込むの得意みたいだから」
「余計なお世話だ!」
−−−だって、あのカイエンがデレたのよ?!!
頬を赤くして!!!(強調)
ふふふふふふっ
これは会員のみんなに伝えなくてはっ
手元のカメラにしっかり収めた後
私は自室へと戻った
−気になる奴−
(それは、彼ら)
「サザンカ、これが今日のよ!」
「はぅ〜っ!シュレード様とカイエン様も素敵だけど
アマタくんとの絡み・・・素敵www」
「男はやはり男とくっつくのが一番ね」
「MIX、やっぱり私の目は間違いなかったみたいね・・・同士!」
五話のサザンカちゃんの気持ちが凄く分かります!!!
一瞬、自分があそこにいる!
などと考えてしまいましt(((殴
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