カゲプロ

□忘れちゃダメ!
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黒ーゼット(腹黒セトくん)がい、ます?←







―――










「あの・・・セトさん?」








ソファで寝ていた俺の上に、いきなり乗っかってきたセトさん。


距離が近いせいでテンパる俺を他所に

セトさんは不貞腐れながら口を開いた。








「シンタローさん、俺・・・ずっとずっと待ってたんスよ?」



「ぇっと、なにがでしょうか?」



「分かってないんスね
シンタローさんは小悪魔なんスか?
それとも、俺に酷く抱かれたいからそんなこと言ってる隠れMなんスか?」



「ちげぇよ!!!
てか、なにが言いたいんだよ・・・
俺・・・なんかしたか?」








不安に思いながら
上に乗っかってきたセトさんの服を握る








「本当に分かってないんスね」



「ぅっ、・・・ご、ごめん」



「謝っても、今日の俺の機嫌は収まらないっス」



「セ、セトさん・・・っ!」









無表情に近い顔で、セトさんが俺の上着を脱がすと


下に着ていた黒Tを巻くし上げた。







「っ、つめた」







いきなり外気に触れた上半身に身じろぎしようとしたが


上に乗っかていたセトさんのせいで

身動き一つとれない







「はぅ、あ・・・くっ」







いきなり乳首を掴まれ、強く擦られる。




抵抗しようとしたが


直ぐに気付いたセトさんが、pcの主電源を引っこ抜き

俺の腕を縛り上げた。





・・・まだ、saveできてなかったのにいいいぃいいいっ!!!




そう叫びたいものの



今のセトさんが怖くて、俺は半泣き状態で

今の状況に耐えていた。









「ひっ!」



「は、乳首触っただけでこんなに善がるなんて
シンタローさんは本当に淫乱っスね」



「ば、違う!
ぅ、あん・・・ァアッ!!」



「ほら・・・
触ってるだけでイッちゃったスよ?
乳首なんてこんなに膨れて、女みたいっスね」



「あぅっ」








必要以上に責まられたせいで

俺のち、乳首は・・・赤く膨れてしまい


触られるだけで、俺の下半身に刺激を与える。




分かって触るセトさんを殴ってやろうと思ったが

生憎、俺の腕は縛られ


殴ったとしても、セトさんのことだ
動じないし、俺の威力が弱過ぎて殴られたとは思わないだろう。








「あーあ
もうこんなに起っちゃって・・・」



「いっ、やめ・・・止めろよセトさんっ」



「嫌っス」



「っ、ふ・・・ん
も、ヤだって!」








下半身をわざとらしく摩るようにして触っていたセトさんの動きが

全部止まった。




もしかしたら、嫌がっていたのに漸く気付いて

止めてくれるのか?と思ったが・・・



意地悪そうに笑った








「ふーん?
じゃあ、自分でシてみて下さいよ」



「ぁ、はぁ?」



「嫌なら自分でヤッて下さいっス
俺は見てるんで。」



「ちょ、」







いきなり上からどいたセトさんは


俺の腕を縛っていたコードを解き

ソファの真向かいに、足を組みながら座った。








「どうしたんスか?
気にせずヤッて下さいっス」



「気にせずとか、そんな問題じゃないだろっ!」



「・・・じゃあ
コレなにか分かるっスか?」



「ぇ」







セトさんの手元から携帯が取り出された




画面には、再生ボタンがあり


首を傾けるしかなかったが




俺はそれを聞いて

セトさんに逆らえないことを改めて実感することとなった・・・







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