カゲプロ

□一方通行?
1ページ/3ページ








私には、大好きな人が居る。




外の世界を私に教えてくれて

色んな意味でも大きくて、包み込んでくれる人。


いつもニコニコして、明るい笑顔が大好き。




そんな彼がこの頃おかしい。






あんなに私に構ってくれてたのに、この頃はある人物ばっかり構ってる・・・








「シンタローさん!
どうしたんスか、そんな辛気くさい顔して?
笑ってる方が可愛いっスよ〜」



「五月蝿い
俺に構わないで下さい、セトさん」



「えー?
俺はシンタローさんとお話したいっス!」



「・・・俺はつまらない人間なんで」



「そんなことないっス!
凄く面白いっスよ!!
この前の遊園地の時なんて、」



「わーっ!!!
もう忘れてくれ、セトさんっ!!」











・・・この前、メカクシ団に入った団員No.7のシンタロー。



どこか自分に似ている所もあるけど





私の想い人、セトの名前を間違えたり

ずっと目をかけてもらったり・・・



凄く胸の辺りがムカムカする。







「セト、」








呼びかけようとした声が一瞬止まった。



だって、





だって、セトの顔が見たことないような顔だったんだもん。








「シンタローさん」







その一言、たった一言その名前を言うだけで


セトの顔は見たことないような甘い顔をする。




きっと、他の人だったら些細な違いかもしれないけど

私には分かってしまった・・・。








セトは、シンタローのことが“好き”なんだ。








ストン、と落ちた気持ちは


直ぐにズキズキした痛みに変わって




気付けばその場から離れて居た。









―気付けば一方通行―








(あんなに私の名前を呼んでくれたのに)



(どうして、あの人の方が特別なの?)








―――

――









昼ドラって怖いですよね・・・


大体、旦那の浮気か奥さんの浮気から始まってるような気も(;ω;)怖っ




かく言う私も、セトマリが好きだったはずが

セトシン信者に入ってしまt(((蹴




マリーちゃんごめんねっ!

大好きだから、マリーちゃん抱きしめたいくらい大好きだからぁああぁあああっ!!!













次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ