復活
□ツナずきん
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むかーし昔…ってほど昔ではないんですけど
まぁ今よりちょっと前の話
ある所にツナという少年が住んでいました。
彼はいつもお婆さんからもらったずきんをかぶろうとしていたのですが
頭のツンツンが邪魔でかぶれませんでした
そのことを馬鹿にしたのか何時からか
彼はツナずきんと呼ばれるようになりました
「ツー君、ツーくーん」
『母さん、何??』
「風邪をひいたお婆さんの所にこれ届けてきて^^」
『自分で行けばいいじゃん』
「アタシこれから用事があるの。だからツー君にお願いしてるの」
『はぁ…。分かったよ』
「よろしくね。寄り道しちゃダメよ」
『はいはい』
しぶしぶお婆さんの家に行く事になったツナずきん
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