バカと僕とFクラス
□12
1ページ/7ページ
翌日、敗戦クラスの宣戦布告禁止期間も解けたわけで…。いきなりDクラスに宣戦布告をしようとしてるとこ
ちなみに現在、15時47分
吉「それじゃあ、ジャンケンに負けた人がDクラスに宣戦布告に行くってことで。いいね」
『いいけど』
坂「ただのジャンケンじゃつまらない。心理戦ありでいこう」
吉「それじゃあ僕はグーを出す」
『じゃあ僕はパー』
坂「なら俺は明久がグーを出さなかったらぶち殺す」
吉「え゛」
「『ジャンケンポン!!』」
吉「えっ、あっ、はい!?」
先にパーを出していた僕と雄二の後に明久が恐る恐るグーを出す
坂「じゃ、行って来い」
吉「絶対ヤダ!!」
僕と雄二は駄々をこねる明久の肩にポンと手を置いた
『大丈夫だよ、明久。Dクラスの女子って美少年好きが多いんだよ』
吉「そっか。それなら確かに大丈夫だね』
坂「でもお前不細工だしな…」
吉「失敬な!!365度どこからどう見ても美少年じゃないか」
坂「5度多いぞ」
秀「実質5度じゃな」
『微少年だね』
吉「皆嫌いだああ!!」
坂「それじゃあ頼んだぞー」
16時05分、帰ってきた明久はボロボロだった
吉「もうお嫁にいけにゃい…」
『大丈夫だよ』
吉「えっ、音葉、もしかして…」
『いざとなったら雄二がもらってくれるから』
吉「いやだあああ」
.