その他
□過去拍手文【〜2012・04・03】
1ページ/3ページ
『ねぇ、セバスチャン…』
「どうかなさいましたか?お嬢様」
『何で執事のあなたが私に抱きついているのかしら』
「それはお嬢様がいつにも増して可愛いからでございますよ」
『むぅ…私はもう可愛いって言われて喜ぶような歳じゃないわ』
「お嬢様はいつも可愛いですよ。ただ…」
『ただ…?』
「綺麗という比喩表現を使うにはまだ幼いかと…」
『何それ…それじゃぁ私が子供みたいじゃない…』
「私から見ればお嬢様はまだまだ幼いですよ」
『あなたみたいな悪魔と一緒にしないで』
「申し訳ございません」
『まぁ、謝ることでもないけど』
「そうですか。…お嬢様」
『何?』
ちゅっ
『んっ!?』
「愛しております…お嬢様」
『っ…/// バカ執事』
「バカで結構でございます」
『もうセバスチャンのことなんか知らないっ』
「それは困りますね。ですが…まぁ、いいでしょう。いずれ、絶対振り向かせて見せますので」
『あっそう…』
「その時は…私のモノとなってくださいね」
.