その他

□過去拍手文【〜2012・04・03】
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『ねぇ、セバスチャン…』

「どうかなさいましたか?お嬢様」

『何で執事のあなたが私に抱きついているのかしら』

「それはお嬢様がいつにも増して可愛いからでございますよ」

『むぅ…私はもう可愛いって言われて喜ぶような歳じゃないわ』

「お嬢様はいつも可愛いですよ。ただ…」

『ただ…?』

「綺麗という比喩表現を使うにはまだ幼いかと…」

『何それ…それじゃぁ私が子供みたいじゃない…』

「私から見ればお嬢様はまだまだ幼いですよ」

『あなたみたいな悪魔と一緒にしないで』

「申し訳ございません」

『まぁ、謝ることでもないけど』

「そうですか。…お嬢様」

『何?』

ちゅっ

『んっ!?』

「愛しております…お嬢様」

『っ…/// バカ執事』

「バカで結構でございます」

『もうセバスチャンのことなんか知らないっ』

「それは困りますね。ですが…まぁ、いいでしょう。いずれ、絶対振り向かせて見せますので」

『あっそう…』

「その時は…私のモノとなってくださいね」




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