バカと僕とFクラス

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『まぁ、適当に腰かけて』

リビングに案内して兄さんたちを紹介する

『忍兄さん、奏多兄さんと姉さんは?』

忍「自分で呼んでくりゃいいじゃん」

『何処にいるか聞いてるんだけど』

忍「2階だろ、どうせ」

奏「音葉帰ってきたー?」

『帰ってきたよ』

奏「おかえりー」

会ってすぐ抱きついてくる奏多兄さん

『えっと、このくっついてるのが奏多兄さん。明久たちには写メ見せたよね』

吉「うん」

奏「奏多でーす。音葉の友達?」

『それ以外に何かあるの?』

奏「だよねー。よろしく、可愛いお嬢さんたち」

「「よ、よろしくお願いします」」

忍「アンタは…女?」

秀吉の頬を触りながら問う忍兄さん

秀「わ、わしは男じゃ!」

忍「女か」

秀「男じゃと言っておろうが」

忍「女だろ。どう見ても」

『男だって言ってるだろー』

忍兄さんを秀吉から離す

『ごめんな、秀吉。大丈夫だった?』

秀「あぁ、大丈夫じゃ」

『ちなみに、今秀吉に手を出したのが長男の忍兄さん』

忍「忍だ」

吉「よろしくお願いしまーす」

『忍兄さんはホストやってるんだ』

姫「ホストですか!?」

島「凄いわね!」

忍「凄くはない。まぁアンタらが大人になったら俺の働いてる見せに来るといい。サービスしてやるぞ」

名刺を取り出して瑞希と美波と秀吉に手渡す

柊「何をしているんですか、貴方は。こんな兄ですみません」

苦笑しながら皆にお茶を配る柊兄さん

柊「先ほども言いましたが音葉の兄の柊です。よろしくお願いしますね」

『柊兄さんは次男だよ』

坂「女ウケが良さそうな顔だな…」

吉「雄二!そういう事は思ってても口に出さないんだよ!」

柊「いえ、いいんですよ。坂本くんも思ったことを素直に言う良い子ではないですか」

坂「何で俺の名前…」

柊「お隣の坂本くんですよね?小さい頃一度お会いしてますから」

『小っちゃいときって言っても雄二や僕は生まれたばっかりの頃だけどね』

「何してるのー?」

土「…っ!」

吉「どうしたの、ムッツリーニ?」

康太が見つめる方向を明久や他の皆が見る

そこには…

姉さんがいた



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