バカと僕とFクラス
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Aクラスから取ってきたお菓子を持って屋上で会議をすることになった
吉「どうするんだよ雄二。あんな約束して」
坂「俺たちが勝つんだから関係ない。向こうが言いなりになる特典がついただけだ」
秀「本当に良いのかぁ?あの霧島翔子という代表には妙な噂があるようじゃが…」
吉「噂?」
『あぁ、あれかぁ…』
秀「成績優秀才色兼備。あれだけの美人なのに周りには男子がおらんという話じゃ」
島「へぇー…モテそうなのにねぇ…」
秀「噂では…男子に興味がないらしい」
吉「男子には…って…まさか!!霧島さんの目的って!!?」
めくるめく妄想の果てに行きついたのが百合かぁ…
吉「ままっままっま…まさかそんなはずは…!そんなの変だよ!こんな身近にそんなことがあるはず…。ね、島田さん!」
島「ある…。そんな変な子、身近にいるわ」
「見つけました!お姉さま!!」
どっかから飛んできた女の子
島「美春!?」
清「お姉さま!三春を捨ててこんな汚らわしい豚どもとお茶会だなんて!!」
島「やっ!!離しなさい!!乗らないでー!!」
清「お姉さまぁ〜」
『…あっ、美春だ。相変わらずだなぁ…』
吉「音葉は清水さんのこと知ってるの?」
『一時期言い寄られてたことがある』
吉「へぇー…」
島「吉井!!何とか言ってやって!!」
吉「そうだよ清水さん!!女同士なんて間違ってるよ!!確かに島田さんは見た目も性格も胸のサイズも男と区別がつかないくらいに…四の地固めが決まったあぁあ」
何か可哀そうなことになってるし…
『雄二、止めないの?』
坂「面白いじゃねーか」
『ふーん』
吉「はっはい!!ウチの事愛してるって言いなさいいいいい」
坂「バカ・・・だな」
『だなー』
秀「じゃの」
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