バカと僕とFクラス
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翌日、詳しい手順をみんなで確認する
坂「先頭の立会には、長谷川先生を使う。ちょうど、5時限目でEクラスに向かうところを確保する」
吉「長谷川先生というと…科目は数学?」
島「数学ならウチは得意よ」
坂「その、島田の得意な数学を主力として戦う」
島「姫路さん、数学は?」
姫「苦手では…ないですけど」
島「じゃぁ、姫路さんも一緒に戦えるね」
坂「いいや、ダメだ」
吉「どうして!?」
坂「一番最後に受けたテストの得点が召喚獣の戦闘力になる。俺たちが最後に受けたテストは…」
吉「振り分け試験…あっ!」
姫「私は途中退席したから0点なんです」
坂「でも、試召戦争が開戦したら、回復試験を受けることができる。それを受ければ姫路も途中から参戦できるさ」
姫「はぃ…」
坂「がんばってくれ」
姫「はい」
ニコッと微笑む瑞希の笑顔にキュンってきた
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