バカと僕とFクラス
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吉「ぬがっ!!?脱がすって雄二!!やっぱりそっちの気が!!!」
坂「違う」
『雄二に襲われるー』
坂「音葉お前!!…はぁ、お前女なんだからもうちょっとどうにかしろよ」
『何?女っぽくしろってこと?』
坂「まぁ、そういうことだな」
『やだ。でも、Fクラスなった理由も言うのめんどくさいから脱ぐ』
「「「「「おおおおおお!!!!!!」」」」」
Fクラスのバカ男子共の叫び声が響く
『んー…』
ボタンをゆっくり一つずつ外し、全部外し終わったところで雄二の膝に座る
坂「…っんだよ//」
髪を結んでいたゴムを外すと、パサッと髪が広がる
「「「「「おぉ…//////////」」」」」
『ねぇ、雄二…。脱がせて見せてよ…』
坂「っ…//」
吉「ムッツリーニ!!」
ムッツリーニと呼ばれる子は鼻血を流しながら写真を撮っていた
霧「…何してるの」
『翔子!?』
シャツが全開なのも気にせずに翔子を押し倒す
『愛してるよ…翔子…』
翔子を押し倒すとまた服が乱れシャツから肩が出た
それも気にせずに翔子に迫る
霧「音葉…。服…」
『…脱がされた』
霧「…そう」
翔子が立ち去ったのを見届けてから服の乱れを直し、ボタンを留める
男子たちは悲しいそうな顔をしていたが僕にはあまり関係ない
『ねぇ、君』
土「何だ…」
『名前、何って言うのかな?』
土「土屋…康太…」
『康太かぁ。よろしく』
土「あぁ…」
一連の挨拶も済ませてから土屋に近寄る
土「…何だ…//」
『あのさ…さっきのとこ、撮ってあるか?』
土「…あぁ。バッチリだ」
『売ってくれ!』
キリッと目つきを変え財布を取り出す
土「…了解。明日渡す。代金もその時でいい」
『ありがとう、康太』
ギュッと康太に抱きついて耳元でお礼を言う
土「…ッ!!!!///」
すると康太は鼻から大量に血を流し始めた
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