short BASARA夢話
□水筒一個分の愛
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『・・・。幸村・・・。』
「は、破廉恥!!破廉恥でござるうああぁぁ!!」
『ちょっ!?幸村!?どこいくね〜〜ん!!』
猛ダッシュで走っていく幸村。すぐにその姿が見えなくなる。
なんで!?
何でこのタイミングでいなくなるかな!?
嬉しかった。ほんとに。
嬉しくって、嬉しくって。
ギュッてしたかったのに・・・。
ずるい!!幸村ばっかり自分の気持ち伝えちゃってさ・・・。
明日はいやってほどベタベタしてやる!!
覚悟しとけよ!!
そう心に誓った真冬だった。
彼と
私の
恋の距離は
水筒一個分・・・?
P.S
『マフラーも返さなきゃ!』
「はっ!!ここはどこでござるか!?」