スレチガイぶるーす
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「それで、付き合うことにしたのか??」
『いやいやいや!!なんでそうなる!かすがは私の好きな人しってるでしょ!?』
夏祭りの翌日。
かすがを呼び出して、女子会?
まあ、相談に乗ってもらってます。
あの驚きの告白の後_____________
『え。』
えええぇぇぇえ!?!?
『なんで!?うそでしょ?』
「うっ!嘘じゃないでござる!!某は本当に・・・」
・・・・・。
どう、しよう。
まさか幸村が・・・
てか、顔熱い!!!!!
『あのね、幸村。私ね・・・。』
政宗が
「「俺はハルとはいかない」」
好き・・だから。
『幸村の事、好きだよ!!』
「・・・それは」
『・・・でもね。それは恋愛感情とはちがうんだ。
私、他に好きな人がいるんだ。だから。ごめん!!』
「政宗殿」
『へ??』
「羨ましいでござる。ハル殿に慕われていて。」
『えっ!?幸村知って!?』
「なんとなく、分かっていたでござる。」
あの鈍い幸村が・・・。
私ってばどんだけわかりやすいんだ!!
「でも、某はハル殿に気持ちを伝えられただけで十分でござる」
『幸村・・・。ありがとう!!』
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「それで、何事もなかったかのように花火を見た後、家まで送ってもらったと。」
『うん。』
「そうか。まぁ、私は真田がハルの事を好きだというのは知っていたからな。」
『うん、そう・・・はい?知っていた?』
「あぁ。聞くまでもないだろう。あの言動。」
『げんどう・・・?』
目が合うと逸らされてたし
少ししゃべるだけでも
破廉恥!!ってにげられたし。
なに?あれって照れてたの!?
「考えてみろ。まず、真田は自分から女子に話しかけたりしないだろう?
ハルぐらいだったじゃないか。
もっとも佐助も真田の気持ちに気づいているようだったが。」
『佐助も!?』
ちょっとくらい教えてくれても・・・
「鈍いな。ハルは。」
『すいませんね〜〜。』
「で。伊達の方はどうするんだ?」
『どうするもなにも。政宗は・・・。』
「だから鈍いといっているんだ。伊達は、ん?」
『かすが、携帯なってる。』
「すまない。まっていてくれ」
『はいはい。』
数分後・・・
「急用が入った。悪いが今すぐ帰らなければいけないんだが・・」
『え〜!まぁしょうがないか。私も帰るよ。今日はありがとう!かすが!』
「いや。困ったときはお互い様だからな。じゃあ、気をつけて帰れよ。」
『うん!ばいばい』
そう言ってかすがと別れた。