夢
□第四試合
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〜食堂〜
『夜もバイキング形式みたいですね。ってもうそんなに取ってるんですか!?』
ミチルの皿の上には、ご飯だのサラダだのフルーツだの沢山乗っていた。
ミ「名無しさんも早くしろよ!」
『分かりましたって。』
早く食べたいなら先に食べたら良かったのに。
ミ「よーし、席はどこでもいいよな。
どうせ誰も居ないんだし。じゃあ、ここに決〜めた!」
『じゃあ、食べましょうよ。』
ミ「そうだな。」
『「いただきます」』
と二人は手を合わせて食べ始めた。
『そういえば、練習サボってませんよね?』
ミ「ひっ酷い!俺のこと疑ってんの!?」
『テニス部のことは風の噂で聞いたことがあって、ガラの悪い人達だと。』
ミ「おっ俺はちゃんとやってるさ、部長だし?」
『まぁ、他の人に聞いたら分かることですね。』
ミ「俺のこと信じて無いだろぅ!第一にだ、今日会ったばかりの奴らのことを信じられるのか!?俺のほうが名無しさんと居る時間長いだろぅ!」
『先輩とも昨日、初めて話しましたけどね。』