*89長編*
□ご
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─ランニング中─
「僕は小湊亮介。よろしく!」
「俺は結城哲也だ。」
「よろしく。それより、トレーナーの子可愛かったね。」
「そっ…そうだな///」
─入学式─
「続きまして、新入生代表の言葉。代表は1年A組、渡辺美咲さん。」
『はい。』
「一同、礼」
『新入生代表の言葉。本日はお日柄もよく─────────────────以上をもちまして、新入生代表の言葉といたします。平成××年4月1日。代表1年A組渡辺美咲。』
「一同、礼。」
─パチパチ─
─数時間後─
「今日からA組の担任になった。よろしくな!」
「「はーい」」
「結城くん…」
「哲でいい。」
「あぁそう。じゃぁ哲、トレーナーと同じクラスだね。」
「そうだな。」
─ヒソヒソ─
「あっ!渡辺さんだ!」
「お前知り合い?」
「いや…知らない。」
「何で知ってんだよ…」
「いや、美人でキレイで可愛いから覚えちゃった。」
「なんだよ気持ち悪ぃ」
亮「トレーナー噂されまくりだね」
哲「そうだな」
亮「みんな考えることは同じなんだね…」
『(あ〜つまんない)』
亮「ちょっと行ってみよ!」
哲「えっ…ちょっおい!」
亮「ねぇねぇ、トレーナー」
『ちょっと…その呼び方止めてよ…小湊亮介君…少し傷つく…』
亮「あっ…ごめん。それより…」
『何で知ってるかって?そりゃぁ選手の事を知るのもトレーナーの役割だから。』
亮「へぇ…」
『それで、君の隣が結城哲也君。リトルだったでしょ!』
哲「あっ…あぁ//(彼女が自分の名前をしっていたことがうれしかった。)」