まんが

□川尻の中の吉良
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朝、必ず

殺した同僚の顔を見る




















なんとも不思議な光景だ














急いでいたとはいえこのような形でまた彼に会うとは



何故だろう


彼の表情が思い出せない









どんな顔で私に話しかけていただろうか

何も思い出せない
声も仕草も
なにもかも


私は彼の全てを知っていた

そのつもりだった





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