長編
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「おい!リーダー!名無しさんは何も術が使えないんだぞ!うん」
「別に戦う任務ではない」
「じゃあ……」
「数日前、木の葉くずしが起きた。」
ビクッと名無しさんの体が反応する。
「そこで名無しさんには木の葉でスパイ活動を行ってもらう」
「いきなりスパイ任務かよ。うん」
「木の葉に入り込むチャンスは今だ。なんと言っても火影が不在だからな」
「どういうことだ?うん」
ペインの言葉に疑問を感じるデイダラ。
「詳しいことは後で話そう。皆にも知らせたほうがいい。名無しさんは任務の準備をしておけ」
「……はい」
初めての任務……
木の葉で……スパイ
名無しさんは部屋に早足で戻っていった。
「リーダー。その情報はいつのだ?」
「起きたばかりの最速情報だ」
「おいら一週間前に名無しさんが木の葉くずしって言ってた気がするんだ……」
「何?どういうことだ?」