08/09の日記

09:49
お知らせ
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はい、どうも作者です。


いい加減タイトルをお知らせから落書きとかに変えるべきか悩んでいる今日この頃(どうでもいい)

時々、めっちゃ小説の更新したくなる癖に飽き性で気分屋だから直ぐにやる気が失せるという、困ったもんですよ本当に←本当にな



イラストも今、めっちゃ描きたい!!って思ったネタが幾つかあるんですけど、その前にまずは前に描いたイラストの補足しろよって思ったのでとりあえず先にそっちをば。

てか、たまたま前に見た旧お知らせでもイラストだけ描いておきながら何の補足も無いものを見つけてしまったぜorz


もういい、それはいつか倉庫に移動させる時に補足すればいいんだ。そうだそうしよう(そんな日がいつ来るのか、という突っ込みは無しの方向で。寧ろこのサイトがいつまで存続するかも怪しい‥…)


てな訳で早速をば。


と、言いたい所ですが今回のイラストは前述した通り、此処最近描いたイラストで補足がまだだったイラストの掲載になります。

で、倉庫に移動させる時にイラストが何回にも渡って重複してると色々面倒なので一部カットして過去記事から移動させてこちらに掲載しております。

ご了承下さい。




ではでは。




まずはどうでもいい、ケイみさのおまけみたいな漫画から。


補足。

絶対に忘れる自信があるのでメモがてら。美里さんのバックにある花はゴデチアという花です。誕生花で花言葉は「変わらぬ愛」「お慕いいたします」だそうです。
でもって花言葉は言うまでも無く閃一さんに対するモノになります。





―――――


きっかけはそう、本当に些細な事だった。





※事情があって仕方なかったとはいえ、閃一さん以外の人と外出した事に罪悪感を覚える美里さん


美里「私って、本当に八方美人な女なのね…」
ケイ「何か言ったかい??」
美里「あ、いいえ。何でもないの」


独り言のつもりであったが、隣に居たケイの一言で彼の存在を改めて確認する美里。

今の今まで会話していたにも関わらず、考え込んでしまうと外界の事など最初から無かったかの様に遮断してしまうのが彼女の悪い癖であった。



―――ハイヤーだから思わず送迎を頼んでしまったけれど、やっぱり断れば良かったな。

それは紛れもない、美里の本心であった。



不祥事を犯した前任のハイヤーがクビとなり、新しく雇われたのが今隣に存在する多摩川恵(たまがわケイ)であった。



彼はクールな印象を与える外見からは想像も出来ない程気さくで温和な好青年だ。

その上、物怖じしないというか自分に正直というか、兎に角天然な性格故に驚かされる事が暫しある。



先日もそうだった。

何気なく、天気の話をしていたつもりだったのに。



いきなり何の脈絡もなく



ケイ『君が結婚していなかったら良かったのに』
『そうしたら、私にもチャンスがあったかもしれないな』
『全く、残念な限りだよ』

などと言い出したのだ。



当然、心の準備すら出来ていなかった美里はただただ目を丸くする事しか出来なくて。

その場は曖昧に笑って誤魔化す事で何とか乗り切ったのだが。


内心では、そんな事を言われても‥‥と戸惑うばかりだった。


だから





※そんな、あからさまに落ち込んでみせる美里さんに気が付いたケイさんはというと…



美里「ごめんなさいね、お仕事とはいえこんな事を頼んでしまって。ケイさんも忙しいのに…」

などと、牽制するかの様に仕事という事を強調してみせる美里。



あからさまに避けるのもそれはそれで相手を傷付けてしまうだろうから、敢えて気にせず頼んでみたまでは良かったのだが



こんな、言い訳がましい言い方をするくらいなら最初から頼まない方が良かったと反省する一方で

あの唐突過ぎる告白さえ無かったら、もっと気楽に頼めたのになぁと、心苦しさで一杯になる。




焦がれて焦がれて焦がれ抜いた男の妻に、ようやくなれたのだ。

付き合っていた期間が五年以上十年未満となかなか長かった事もあり、浮かれていた美里にとってケイの告白はまさに予想外の出来事でしか無かったのだ。



ただ、ケイは誰の目から見ても良い男で、世間一般の感覚から言えば『最良の物件』に分類される。

だから

恋愛感情は無いにせよ、容姿だけでなく人柄も優れていてこれといった非も見受けられない彼の様な人間から好意を向けられて、悪い気は全くしなかった。


しなかったのだけれど、そんな、誰の目から見ても良い男であるケイの好意に応える術を持たない事が申し訳無く感じてしまい、美里の声のトーンは分かりやすいくらい下がっていたのだ。


それに気付いたケイは少し困った様に笑って



ケイ「謝る必要は無いさ。寧ろ私としては、君と一緒に出掛ける事が出来て役得だと思っている位なんだが」

と、答えたのだ。


そんな彼の気遣いを嬉しく思う一方で、正直過ぎる彼の言葉に何と答えて良いか分からなくなった美里は



美里「そう言って貰えるのは嬉しいけど‥」

と、また言葉を濁す事しか出来なかった。




あの時、上手い返し方があればここまで困惑する必要も無かったのかもしれない。

けれど、しっかり告白しておきながら具体的にどうしたいという訳でも無く、ただ気持ちを吐露しただけの様な彼の激白に何と返せば良かったのだろう。



そんな、取り止めの無い事を考えながらも、積極的に彼を傷付ける気になれなかった美里が


美里「―――もう帰りましょう??」


と、強制的に話しを打ち切った瞬間だった。




※何を思ったか、いきなり抱き締めるという暴挙に出る



美里「!!???」


それは極自然な動作だった。


ふわりと正面から優しく抱き締められる。

だがまさか、ケイがそんな暴挙に出るとは想像だにしていなかった美里は、一瞬反応が遅れてしまい



嫌とも言えず、突き飛ばして拒否する事も出来なくなり、ただ硬直するしかなくなってしまった。


そうと分かっていたのか、或いはそうと気付いていなかったかは定かでないが、ケイは彼女の反応を特に気にする様子も無く


さらりと


ケイ「君が好きだ」
「もっと早くに出逢っていたかった」
「そう思うくらい、本気で君が好きなんだ」


何の躊躇いも持たず、そう言ってのけた。



けれど微塵も図々しさやふてぶてしさを感じさせない、爽やかで真心の籠った彼の言葉、声色がそうさせるのか






※だがケイさんの気持ちを知っていた美里さんは彼の気持ちを無下にしまいと、やんわり遠慮がちにだがしっかりと彼の胸板を押し返す


美里「ケイさん」
ケイ「!!!!!」
美里「ありがとう」

美里も、意を決して彼の気持ちに真摯な態度で応えようと思えたのだ。


だから、そっと彼の厚い胸板をやんわり押し返して





※そして気を持たせまいときっぱり、一緒に居て分かったけれどやっぱり私は閃一が好き。とハッキリ彼に告げる。



美里「私なんかを好きになってくれて、本当に嬉しいわ」
「だけどごめんなさい」
「私は、夫である閃一の事が誰よりも大好きなの」


―――だから貴方の気持ちには答えられないわ。


と、暗に伝えたのだ。




まるで心変わりするなんて天変地異が起こっても有り得ない、と言いたげなくらい

彼の事を好いていると言わんばかりの幸せそうな笑みを浮かべながら。


そうすれば



※潔く、清々しいまでにあっさり振られたケイさんはやれやれ、付け入る隙も無いなと降参する


ケイ「‥…最初から答えなど分かっていたつもりだが、それでもいざ面と向かって言われると複雑な心境だよ」

言葉とは裏腹に、清々しい口調でまるで参ったと言わんばかりに苦笑してみせるケイ。

そう、最初から答えなど分かっていた。



分かっていながら、それでも言わずには居られない程、彼女に心を惹かれていたケイは後先も考えずに己の気持ちを率直に伝えてしまったのだ。


衝動的に。

本来なら、思慮深くて周りへの配慮を怠らない彼らしからぬイレギュラーな行動。


それほどまでに、彼にとって美里という存在は特別な存在であった。



なので、心の奥底では諦め切れずに未練を残したままだったが


ケイ「前屋君が羨ましいよ、本当に」

仕方ないか、と無理矢理自分を納得させ、表面上はあっさりと引き下がってみせるのだった。


―――――


はい、終わりです。

なんか当初予定していた話しの流れとは違ってしまいましたが、まぁこんな感じでしょう←何がだ



兎に角美里さんが閃一さんを好きで好きでしょうがない感出したかったのに、終わってみれば単にケイさんが横恋慕しまくりでしかも美里さんが若干迷惑がってるだけの微妙な展開という‥…

すまんな、ケイさんよ。

でもまぁ美里さんもまんざらじゃないと思うよ。ただ閃一さんが盲目的なくらい好き過ぎるだけで。



こうしてみると、閃一さんマジ愛されているよね。幸せ者やで。そして閃一さんも最初こそ疑心悪鬼だったけど(自己肯定感が低過ぎるせいで当初は美里さんから好かれていると実感が低く自信が無かった)紆余曲折を乗り越え、10年後くらいにはあぁ、俺は彼女に愛されているんだな。としみじみ実感する様になる訳ですよ。


あの閃一さんにそこまで実感させるのも相当大変だったんだろうけど(本当にな)それもこれも美里さんだったから出来た訳で。

まぁ割れ鍋に綴じ蓋って奴ですよ。




そんな、凸凹カップルなせんみさが好き。




次。

と言いたいけど腕が痛くなって来たので一旦休憩。




―――――




※愛情表現が苦手な閃一さんに対し、何で私ばかり彼の事を好きなんだろうと洗い物をしながら深刻に悩む美里さん





※そこへ何も知らない閃一さんが、以前美里さんにプレゼントしたぞうさんのぬいぐるみを持ってやってくる。




※パオパオくん(美里さん命名)ことレックス君(閃一さん命名)を使って、どうしたんだい??悩みがあるなら教えてごらんと腹話術で話しかけて来るので…





※不器用だけれどさりげないこういう優しい所が改めて好きだなぁと実感した美里さんは、思わずクスッと笑ってしまう



※しかし何も分かっていない閃一さんはただ優しく、どうして笑うんだい??と穏やかな笑みを浮かべて話しかけ続ける





※これはもう惚れた弱みなのだと諦めて、恥ずかしがり屋でスキンシップが苦手な閃一さんから求めてくるのを待たずに自らキスを仕掛ける




―――――



※電子タバコ吸う閃一さん




※パジャマの美里さん






※妊婦な美里さん





※おまけのいちゃらぶな二人







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