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□アイナメ※R18
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「ん…だん、な…気持ちい?」

月明かりでかろうじて人の輪郭が把握出来る部屋の中で、伽に呼ばれた佐助は、 仰向けに寝転がる幸村の脚の間で四つん這いになり、猛る下肢に舌を這わせていた。

「ああ、心地良い…ぞ、だが…そろそろ…。」

クシャリと橙色の髪を撫でるのは口に含み、しゃぶって欲しい合図。

根元から括れ、亀頭と焦らすようになぞった佐助の舌が先端を舐り、先走りを拭うと漸く温かな咥内へと導いた。

「うおっ…、っ、くっ…んっ!」

必死に吐精を堪える幸村が愛おしく、薄く形の良い唇を窄ませて吸い上げる。

今日はこのままイッてくんないかなぁ…。

巧みな口淫で幸村を高めながらも、佐助は別の心配をしていた。

「さ、佐助…そろそろ此方に…。」

「えぇー?俺様の口だけじゃイケない?」

「や、堪えるのに必死な位良い。が、お前も気持ち良うしたい。な?頼むぞ佐助っ!」

「ったく…しょうがないなぁ。」

幸村の必死な懇願に折れた佐助は、一度口を離して躯の向きを反転させた。

幸村の眼前に己の下肢が向くように…。

「ん?口では渋りながらも下帯は着けておらぬではないか。」

「だって…どうせ直ぐ外すから。」

「うむ、良い心掛けだ。」

肉付きは薄いが、白く滑らかな佐助の臀部を掌でやわやわと撫で回すと、双丘を左右に押し開く。
普段晒されぬ秘部が外気に触れ、佐助は軽く身震いをする。

「もう…そんなとこ見て何が楽しいんだか。」

「楽しいと言うよりは、この小さく慎ましやかな孔が俺を深々と咥え込むのかと毎度感心しておるのだ。」

「って!こら、ちょっと!」

フニフニと入り口を指でなぞったかと思えば、突如幸村の熱い舌が孔を舐る。

普段大声をあげるせいか、幸村の舌は少し厚ぼったくて長い。

「や、いきなし…した…挿れんな…よぉ…っ」

躊躇なく後孔を舌で愛撫する幸村の動きが止まる。

「んぅっ!?」

チュポッと淫猥な音を立て舌を抜いた幸村が驚きの声をあげた。

「あ、甘い?さ、佐助っ、これは一体…。」

「だって…今夜も舐め回すんだろうなって思って、ね?」

甘さの正体は佐助が伽の前処理の際、潤滑油代わりに塗りこんだ蜂蜜だった。

「そうか…いつもと違う味で驚いたぞっ!」

「いつもとって…そこは味わう箇所じゃないからね!」

「よし、佐助の好意を一滴たりとも残さぬぞっ!」

「も、っう、本気で…喜んじゃ、うん、だからぁっ!あぁっ!」

佐助の好意?に気をよくした幸村は、再度後孔に舌の根元までねじ込み中を蹂躙した。

「んぐ…かわひい…ぞ…しゃ…ふ…け…。」

忍だけを伽に呼び、あまつさえ尻の隅々までを舐め回して喜び興奮する主なんて聞いた事がないよっ!
半ば呆れつつも、そんな幸村の相手が出来るのも又自分しかいないんだと実感した佐助は、先程より更に猛る怒張を咥内へと含んだ。

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