暁学園物語

□出席
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痛「オハヨー諸君!!」
蠍・泥「うざっ・・・!!(うん)」
痛「!?初日からうざいって言われた!!ペイン悲しい・・・」
泥「マジキモいんですけど、うん」
蠍「これは両目へのダイレクトな攻撃と見て、間違いないな」
痛「なにそれ〜〜〜〜!!どういうこと!?どういうことなの!?」
蠍「デイダラ、今日美術で新しい機材入ったとよ」
痛「えっ!?無視!?」
泥「おお!!マジか!!後で見にいこーぜ!!うん!!」
痛「ちょっ!!いい加減スルーやめてくださいホント!!」
蠍「・・・?なんか言いました?」
痛「俺の言葉だけミュートしないで!!(ガラッ!!
飛「ん〜・・・・・はよ・・・」
痛「君は!!え〜と・・・飛段君?(名簿確認)飛段君だね!!君遅刻!!わかる?ち・こ・く!!」
飛「・・・・・・・??」
痛「・・・眠たいのかい?でもだめ、これは先生の愛だから、愛の鞭だからね。保健室も居眠りも禁止だからね!!そんな潤んだ目で見ても駄目だから!!」
飛「・・・ごはん」
痛「食べてないの!?」
蠍「お前またか・・・俺メロンパンもってるぜ?いるか?」
飛「ぅおおおおおおおおおおお!!いるいる!!!」
泥「何でお前メロンパンなんて持ってるんだ?あんま飯食わねーのに、うん?」
蠍「今日校門で女子から貰った」
泥「うわ〜、流石モテる男は違うぜ、うん」
飛「んめんめ(モグモグ)」
痛「君達無視してる?ていうか飛段!!食べるな、食べ方汚いな・・・あぁああああああ!!食べるな食べるなってば!!朝のHR始められないだろ!?というか、君達は今日から3年生なんだぞ!!自覚は無いのかじ・か・く!!」
蠍「うるせーな」
泥「叫ぶな、うん。つかセンコーもう飛段呼び捨てかよ!!うん」
飛「・・・・・誰だコイツ」
痛「煩かったのはみとめよう、叫んだことも悪かった・・・だが最後のは痛い・・・痛すぎるよ飛段!!」
飛「おいデイダラ、こいついつから・・・」
痛「そのいかにも「今気づいた」「いつの間に」みたいな切羽詰った顔はやめてくれ!!俺のガラスのハートがそろそろ粉砕されてしまいそうだっ!!」
泥「こいつキメーぜ、うん。」
蠍「ジェネレーションギャップを感じる(ガラスのハートあたり)」
飛「もぐもぐ」
痛「キモいって言うな!!言葉の暴力反対!!それとサソリ(ビシイイイ!!指をさす効果音)お前とはさほど歳は離れてないはずだが!?・・・・飛段ももう食べるのやめてくれ・・・」
飛「ごくん・・・・・フゥーー////ごっつぁんサソリー♪」
蠍泥痛(((コイツ完食しやがった!!)))
痛「さて・・・・それでは出席確認と、今日から3年始まるので。自己紹介もしていただきます」


すでに疲労困憊中のペイン(自称:神)に名前を呼ばれ次々と返事とともに自己PRが始まった


サソリの自己紹介のときに女子がキャーキャーと歓喜の声を上げデイダラはデイダラで女子にも人気があった(サソリほどではないが)なお一部の男子(主にサソリや飛段に迷惑的行為を受けている生徒)が哀れな目で見つめていた(男子一同曰く、ツッコミを頑張ってください。とのことだった)
飛段の自己紹介はしぶしぶと立って「飛段で〜す」と気だるげにいい放ち机にうつ伏せになりすでに睡眠モードに突入していた
一般の男子は不良としての飛段を恐れ、女子も「怖いねー」などと小話をしていた
だがしかし不良っぽい生徒やいかにも体育会系の男子は「お前に飛段の魅力がわかるのか!?」とも言いたげに目をギラギラ輝かせその一方を睨みつつ
飛段を散歩をしているプードル、または女子更衣室を覗く男子の目をしていた
ある者は愛おしそうに、ある者は鼻の下を伸ばし
クラスの喧嘩を売ってはいけなさそうな集団は「愛の狩人」状態だった


(現実にはホモがいる、しかも露骨なまでに・・・・)


この男子には極力関わらないようにしようと決意するペインであった


HRが終わり寝ている飛段(それをうっとり見つめる一向を無視し教室を出たところでサソリとデイダラに「飛段は男に好かれやすいのだな」と1人ごとのように言ったが


「飛段には手を出さないほうがいい」
「そうだぜ、うん。」
「・・・まぁたまに誘惑というか、可愛い一面を見るとキュンと来るが・・・」


・・・・・?
「なんだ?」


「・・・飛段にむやみに手を出してそれを数学の先生に見つかったら殺されるぞ・・・」


「・・・?すうがく・・・・あぁ、角都先生か、だが何故殺されるんだ?」
「お前・・・知らないのか?」
「?何がだ?」
「角都先生と飛段は付き合ってるんだよ、しかもベタ惚れだぜ、腐女子に大人気でなww学校公認なんだぜ?」
「が、がががが、学校公認!?何だそれは!!角都先生はホモだったのか!?というか婦女子ってなんだ?」
「・・・・・」
「え?ちょ、まって!!そこで無視が入るのか!?ペイン泣いちゃう!!」


デイダラとサソリはアイコンタクトをして目の前の男から無言で立ち去った


その日、出席は無事それはもう何事も無く終わった
2年であった情報ではHRでは毎日のように騒動がおき血が流れたとか・・・・(主に飛段の血)

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