飛段部屋


□フラグを立てる飛段の話
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「いてぇええ・・・・」


数時間たったのち飛段は居間にいた


「大丈夫ですか?」
「ん?あぁ・・・こんなの明日になりゃなおんだろ」
と普通なら絶対軽い怪我ではない状態なのに、飛段はちょっと怪我しちまったぜ★程度だ


「それよりさー今日カレーなんだろ?食べたい!!」
ニカッ!!!!!と眩しいくらいに笑顔を向けてきたので
とりあえずもうツッコムのはやめて「わかりました」と一言いって台所に戻ることにした


カレー自体はもう出来ていたので温めるだけだったのだが
それすら待てないと言った様子でいつの間にか隣に来て鍋を除く飛段の姿があった


ホント。まだかな、まだかなwと言う感じでウキウキとカレーを見つめる男になんとなく胸キュンしつつもういいだろうと火を止め皿を出しご飯をのせていく
それを見てもう出来ると判断したのか自らスプーンを出しそそくさと居間に戻っていった


「本当に子供みたいな人ですね」


と呆れつつも内心可愛い人だなと想い
だがそれを彼のパートナーに知られたら殺されると感じ
その感情はすぐに隠された


「ゲハッ★超うめー!!流石鮫だなー!!」
「鬼鮫です、喜んでもらえてよかったです」
「ん〜!!」
口にものを突っ込みながら鼻で返事をしつつ
美味しそうにカレーを食べ続けている


ありえないくらいの速さで食べ「噛んでるのか?」と思う速さで、一皿まるまる食べて尚且つおかわりまでねだってきた


「よく食べますね・・・」
「ん、だって美味しいし!!角都ってばケチだから腹いっぱい食わせてくんねぇんだもん」


だもん、ってあなたねぇ・・・
でも相当お腹がすいていたのだろう
2皿目ももう少ししか残っていない
いくら不死身といえお腹もすく、こんど怒られるのを承知で角都に聞いてみよう


もっとご飯を食べさせてあげてくれ・・・と


言っても無駄な気がする、そして殺される気がする、
そう思うと背中が冷たくなるのを感じた


何を考えているんだ、私は・・・


とやはりこの考えも諦めることにした
そして自分が考え事をしているうちに飛段はカレーをたいらげており「ご馳走様でした〜」と手を顔の前で合わせていた


「そういやさぁ、イタチはどうした?」
「あぁ、イタチさんでしたら今単独任務があるとかでリーダーのところに行ってますよ」
「ふ〜ん」
「どうかしましたか?」
「・・・いやさ〜聞いてくれよ!!俺さこの前町で見たんだけどさ、いま〜こんてくと?とかいう奴があるらしいんだけど・・・イタチのあの目ってもしかしてそのこんて〜・・・とかいうやつなんじゃねぇかなぁって思ってよ!!だって凄くね?あの目やばくね?」
意味の分からないことをつらつらといいつつ
「貴方の目も十分凄いと思いますよ」と言うのを止め
多分こんてくと?とはコンタクトのことだろうとおもい先にそこを指摘しようとした


「よし聞きに行くか!!」
と言い、私の言葉が届くことは叶わず物凄いスピードでリーダーの部屋までかけていった
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