□Sweet home Sweet life
1ページ/1ページ


※甘甘です。
アマと燐は付き合ってます。
ほぼ会話文。










「燐、ボクと同棲しましょう」

「へ?」

「ボク達、恋人同士なんですよね?」

「あー…まぁそうだな」

「なので同棲しましょう」

「ちょ、ちょっと待て!
だからといって何でそうなる?」

「ボクは燐と常に一緒に居たいんです」

「ア、アマイモン…」

「あんな眼鏡が、燐と一つ屋根の下で暮らしてるなんてズルイです」

「眼鏡(雪男)は俺の弟なんだから仕方ないだろ」

「ムゥ…燐の恋人はボクなのに」

「……///(コイツたまに可愛い事言うから卑怯だよなぁ〜)」





こうして、アマイモンと燐は同棲をする事になりました。






数日後の夜。


「という訳でスマン雪男。
俺、アマイモンと同棲する事になったから」

「……兄さん、なに言ってるの?」(ピシッ)←怒りで眼鏡にひびが入る音

「お、怒んなよ〜、だって俺とアイツは一応……こっ、恋人同士なんだから……ゴニョゴニョ」

「僕はまだ認めてないけどね!大体兄さん分かってるの!?
アマイモンは悪魔でしかも地の王で僕等エクソシストの敵なんだよ!
あぁもう、そんなこたぁどうでもいい!
兄さんが居なくなったら入浴を覗き見したり寝顔を盗撮してハァハァ出来ないじゃないかっ!!!」←ついに本音が出た雪男さん

「……じゃあ、明日アマイモンと住むアパートに行ってくるから。
こっそりついてくるなよ」


燐は、弟の変態発言を聞かなかった事にしました。





次の日。
燐は、アマイモンに教えられたアパートに行きました。


「住所ここであってるよな…?
普通のアパートみたいだけど。
確かここの三階って言ってたな」


三階のある部屋の呼び鈴を鳴らすと、アマイモンが出ました。


「ハイ」

「あ、俺」

「燐、やっと来ましたか!ささ、入ってください♪」

「おー…(えらく上機嫌だな;)」


ガチャッ


「燐、待ってました。ギュ〜」

「わ!どうしたんだよ急に抱き着いて///」

「早く燐に会いたかったんです」

「お、おぅ///俺も…会いたかった///」

「燐…可愛いです」


唇を近づけようとするアマイモンを燐は制止しました。


「ムゥ、どうして止めるんですか」

「バカ、誰かに見られたらどうすんだよ!」

「そんなの構いませんよ。見せ付けてやればいいんです」

「お、俺が構うんだよっ///とりあえず中入ろうぜ」

「はい♪」


中に入ると必要な家具が全て揃えられていて、今すぐにでも住める状態になっていた。


「すげぇ…、これ全部お前が揃えたのか?」

「ええ、そうですよ」

「てか、金は大丈夫だったのか?」

「兄上の“くれじっとかーど”というものを借りて来たので大丈夫です。(もちろん無許可)」

「…それって最終的にメフィストが支払うって事だよな?」

「そうなりますね」

「……」


燐は気にしないことにしました。


とりあえず部屋を見て回る事にした二人。


「すげーすげー!キッチン用品も揃ってるし、でかいソファーまであるじゃん!
あ!ベッドってどんなんなんだ?」

「任せて下さい、フッカフカのやつにしましたので」

「マジ!?寝室って何処!?」

「こっちです」


ガチャ


「………………」

「どうかしました?」

「あのさ、アマイモン…。
ベッドが一つしかねぇんだけど…」

「もちろんダブルベッド一つですよ♪」

「えぇっ!?
って事は一緒のベッドで寝るわけ!?」

「? 何か問題でも?」

「いや、問題っつーか……なんか恥ずかしくね?」

「恥ずかしい……ですか。
ハァまぁ、恥ずかしい事はするつもりですけど」

「え」

「という訳で燐、ベッドへドーン!」


アマイモンは燐をベッドへ押し倒した。
真っ昼間からやる気満々です。


「ま…っ、待てよ!
ちょっと落ち着け……あっ、変なとこ触んな…よ…っ!」

「この状況では、さすがのボクも落ち着いてられませんよ。
さぁ燐、二人きりの甘い生活はこれからです。
折角なので新婚気分で楽しみましょう♪」

「Σ……!!(このままじゃ俺の身体が持たねぇ…;)」





なんだかんだで、アマイモンに勝てない燐なのでした。


二人の生活はまだまだ始まったばかり。

















【オマケ】


「……ところで燐、コレは何なんです?」

(コレじゃない!クロだ!)

「おぅ、クロも連れて来たんだ!
雪男はクロの言葉分かんねーみたいだし、そもそもクロは俺の使い魔だからな♪」

「ホーウ、ボクと燐の間に割り込もうだなんて勇気のある猫だな。
ボクは猫の面倒なんてみれないですよ」


アマイモン、クロの首根っこを掴む。


(わわ!何すんだよっ!
燐、俺コイツ嫌いだ!)

「あ〜…悪りぃなクロ。
二人とも仲良くやってくれよな」

(こんなトンガリと仲良くなんてやだ!)

「トンガリって言いましたね?さっきから聞こえてますよ。
ボクも君の言葉が分かるって事をよく覚えておいてくださいよ、猫」

(えぇ!?)



【完】


※アンケート第二位の【アマ燐でイチャコラ甘甘】でした!
勝手にクロちゃんも登場させちゃいました☆
かなり糖度高めにしてみたのですが、いかがでしょうか…?^^;

しかも結局R18になりませんでした!ベッドに押し倒すだけになってしまいました←
本当にすみません!m(_ _)m

アマイモンのグイグイ燐を振り回す感じが、ちょっと足りなかった気もします〜。精進します!

投票&閲覧ありがとうございました^^



 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ