□シャッターチャンスを逃すな!
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※メフィストが超ブラコン。
完全にギャグです。










パカッと携帯を開くと、そこには可愛い可愛い弟の姿。
フッ、この前あまりにも可愛い顔で寝ていたもんだからつい写メを連写してしまったよ。
そして、その中で最高の一枚をこうして待受画面にしている。
絶対に誰にも言えませんけどね!!!
シュラ辺りにバレたら、一生からかわれるに違いない!
奥村先生は、私と同じニオイがするから心配ないのですがね。

待受画面を見つめながらニヤニヤしてたら、後ろから声がした。


「兄上」

「!!!???」


振り返るといつもの無表情のアマイモンが居た。
そしてその視線はメフィストの携帯の待受(盗撮)に向けられていた。


『しまった…!ガッツリ見られた…!』


沈黙の時間が流れる。
メフィストは、無表情だが冷や汗をダラダラ流している。
アマイモンは無言でメフィストの携帯を奪うと、待受画面を凝視した。
そしてメフィストの顔を見て溜め息をついた。


「……兄上」

「……何だ?」


もうすっかり殴られる覚悟のメフィスト氏。
アマイモンは携帯を返すと、静かに言った。


「隠し撮りなんかしなくても…写真くらいいくらでも撮らせてあげますよ」

え、マジ?


予想外の答えが返ってきて、調子に乗り出したメフィストさん。


「いいのか?もしかしたら、メイドさんとかナースとかのコスプレ要求するかもしれんぞ?」

「兄上がそうおっしゃるなら、ボクは別に構いませんが」

「言ったな!今更取り消すとか無しだぞ!」

「『オトコニニゴンハアリマセン』」

「……最近覚えた日本語か?」

「ハイ」







数日後、理事長室からカメラのシャッター音と
「ちょっ……アマイモンマジ萌え〜」
と言うメフィストの声を聞いた人が居たとか居ないとか…(笑)









【完】


※メフィストさん完全にキャラ崩壊しました。笑
訳の分からん話ですみません!



 

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