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□お近づきの印に
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※ギャグです。
アマイモン→→燐。
ボクには弟がいます。
半分人間で半分悪魔の、可愛い弟がいます。
燐と折角会えたのだから、ここはお近づきの印に
「ボクとメルアド交換して下さい」
「なんで?」
アマイモンは、携帯電話片手に燐にジリジリと詰め寄っています。
「ホラ、燐も早く携帯電話を出して。
ちなみにボクの携帯の赤外線はここです」
と、自分の携帯の赤外線の場所を指差すアマイモン。
交換する気満々です。
「待てって!俺の意見は無視か!?
てか、意外と携帯詳しいなお前!」
「兄上とよくメールしますから。
でも燐がメルアドを交換してくれるのなら、今後一切兄上とはメールしません」
「それはメフィストが可哀相だろ」
いつのまにか、壁まで詰め寄られてる事に気付いた燐。
に、逃げられない…!
するとアマイモンは急にシュンとした表情をする。
「燐はボクとメールするのが嫌ですか?」
そう言ってうつむくアマイモン。
燐には、アマイモンのトンガリまで下を向いているように見えた。
『そんな顔するなよな〜…』
………負けた。
「分かったよ。
メルアド、交換しようぜ」
アマイモンはバッと顔を上げた。
「はい♪」
これで晴れてメル友になった二人。
それと同時にアマイモンからのメール攻撃の日々が始まる事を、この時燐はまだ知らないのであった。
【完】