□お互い様
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※メフィアマで甘い(?)話です。
中途半端に終わってます。










「ネクタイ結ぶの上手じゃないか」

情事後、着衣を整えるアマイモンの後ろからメフィストが言う。
当のメフィストは、まだ全裸でベッドに肘を付いて寝転んでいる。


「まぁ、このくらい出来て当然です」


アマイモンは表情を崩す事なく淡々と手を動かす。
先程までの情事が嘘のようだ。
メフィストが目を細めていやらしく笑う。


「可愛かったぞ、アマイモン」


すると、アマイモンがバッとメフィストの方を振り返った。
若干、顔が赤いような気もする。
メフィストは、そのアマイモンの表情を見て少しばかり驚いた。


「そんな顔も出来るんだな」

「あ、兄上はイジワルです」


兄上はいつも余裕で、ボクばかりドキドキしてる…
と、アマイモンは消えそうな声で呟いた。


『あれでドキドキしていたとはな…』


そう、いつも弟は感情を表に出さない。
メフィスト自身も、アマイモンに自分の感情を伝えた事は無かった。

ただ今日は何故か「可愛かった」などと言ってしまった。
特に理由は無い、自然と口に出していた。
すると返ってきたのは、弟の可愛いこの反応。
メフィストは、ついニヤついてしまう顔を抑えられなかった。


「いつもこのくらい素直なら良いんだがな、お前も私も」


アマイモンは何の事だか、さっぱり分からないようだった。
首をコテンと傾けて「何がですか?兄上」と言っている。

そんな弟に微笑みながら、メフィストはアマイモンの頭に手を置いた。


「いや、何でもない」









※書いてるうちに訳分からんくなってきたので、ここで終了!
とりあえず、恥ずかしがるアマイモンが書きたかったんです←
そして悪魔兄弟は、きっとこの後第二回戦に突入するかと(笑)



 

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