NORTH 

□#DIY/8!UNERROR
1ページ/3ページ



《「俺仕事が山済みだから中央にすぐに戻らなきゃいけねーんだ」》

《「わたしが東方司令部をはなれるわけにはいかんだろ」》

《「大佐のおもりがたいへんなのよ」》

《「あんなやばいのから守りきれる自信ないし」》

《「「「以下同文」」」》



「(だからって・・・なんでこのおっさんがついて来るんだよ・・・・)」



ただいまホームにて




「荷物の方が旅費より安いからな!」

「(この身体になって初めて荷物あつかいされた・・・)」

「弟よ・・・」


「よ、」

「ヒューズ中佐!」

「忙しい東方司令部の代わりに俺が来てやったぞ、そうそう、ロイから伝言預かってきたぞ」

「大佐から?」

「”事後処理が面倒だから私の管轄内で死ぬことは許さん”以上だ」

「了解”絶対てめーより先に死にませんクソ大佐”って伝えといて」

「あっはっは!憎まれっ子世にはばかるってな!おめーもロイも長生きするぞ!」

「なんだそりゃ」

「ここからは俺の頼みなんだが・・・あいつを1人にしないでやってくれ」

「ッ!?」

「中尉やロイ達は一度旅に出ちまえば傍にはいてやれないし、家族は全員亡くしちまった…あいつに自覚はなくとも心細いはずだ、まだまだか弱い女の子だからな」

「でも、俺…あいつを守ってやる自信ねぇーんだ」

「このマセがき!!何が守るだ、俺みたいた男になってから言え!!」

「は?」

「だから、今のお前らは自分の身をちゃんと守ることに専念しろ!逃げるときは全力でにげりゃーいい!これはお前、弟に教えられただろう?他人を守るのは自分の身を守れるようになってからだ!!」

「ッ!!」

「子供なら子供らしくお互いに助け合って地道に成長しろ!!」

「兄さん!!」

「・・・ヒューズ少佐、エルは今どこに!?」

「そろそろ・・・」


少し遠くにこちらへ走ってくる少女が一人

と2ひき

めっちゃ浮いてる


「エルッ!」


エルのもとへ走りだすエド


「なんだか甘酸っぱいなぁ〜俺の馴れ初めきくか??」

「遠慮します」

「なんだつれねぇな」


なんだかこのときのヒューズ中佐は父親の顔をしていた気がする

まぁ、実際に妻子もちのオヤジなのだが・・・

なんてアルは考えていた
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ