NORTH
□#DIY/8!UNERROR
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《「俺仕事が山済みだから中央にすぐに戻らなきゃいけねーんだ」》
《「わたしが東方司令部をはなれるわけにはいかんだろ」》
《「大佐のおもりがたいへんなのよ」》
《「あんなやばいのから守りきれる自信ないし」》
《「「「以下同文」」」》
「(だからって・・・なんでこのおっさんがついて来るんだよ・・・・)」
ただいまホームにて
「荷物の方が旅費より安いからな!」
「(この身体になって初めて荷物あつかいされた・・・)」
「弟よ・・・」
「よ、」
「ヒューズ中佐!」
「忙しい東方司令部の代わりに俺が来てやったぞ、そうそう、ロイから伝言預かってきたぞ」
「大佐から?」
「”事後処理が面倒だから私の管轄内で死ぬことは許さん”以上だ」
「了解”絶対てめーより先に死にませんクソ大佐”って伝えといて」
「あっはっは!憎まれっ子世にはばかるってな!おめーもロイも長生きするぞ!」
「なんだそりゃ」
「ここからは俺の頼みなんだが・・・あいつを1人にしないでやってくれ」
「ッ!?」
「中尉やロイ達は一度旅に出ちまえば傍にはいてやれないし、家族は全員亡くしちまった…あいつに自覚はなくとも心細いはずだ、まだまだか弱い女の子だからな」
「でも、俺…あいつを守ってやる自信ねぇーんだ」
「このマセがき!!何が守るだ、俺みたいた男になってから言え!!」
「は?」
「だから、今のお前らは自分の身をちゃんと守ることに専念しろ!逃げるときは全力でにげりゃーいい!これはお前、弟に教えられただろう?他人を守るのは自分の身を守れるようになってからだ!!」
「ッ!!」
「子供なら子供らしくお互いに助け合って地道に成長しろ!!」
「兄さん!!」
「・・・ヒューズ少佐、エルは今どこに!?」
「そろそろ・・・」
少し遠くにこちらへ走ってくる少女が一人
と2ひき
めっちゃ浮いてる
「エルッ!」
エルのもとへ走りだすエド
「なんだか甘酸っぱいなぁ〜俺の馴れ初めきくか??」
「遠慮します」
「なんだつれねぇな」
なんだかこのときのヒューズ中佐は父親の顔をしていた気がする
まぁ、実際に妻子もちのオヤジなのだが・・・
なんてアルは考えていた