SOUTH 

□#20
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「ふぅ、ドリンクとタオルの用意完了!」

「攻、」

「ん?何水鳥」


「なぁなぁ、今日も浜野が教科書借りにきたんだってな」

「そうなの!!少しだけどしゃべれてよかったよ」

「おまえホント浜野と仲いいよな」

「だって話してて楽しいし、サッカーやってるときの浜野は意外とかっこいい」

「付き合っちまえよ」

「うーん…浜野だったらいいかな」

「そうだな、…えっ!?お前鈍感キャラじゃねーのかよ!?」

「違うよ、だって恋愛については音無先生達にみっちり指導を受けましたから

守兄の二の前にならなうようにって」

「(先輩方グッジョブ!!)そ、そーなのか…ま、自覚があるならよかったぜ!!じゃ、さっさとくっついちまえよ」

「えっ!?浜野はあたしをそーいう風には見てないとおもうよ!!

ていうか…」

「だーかーらっ…ていうか??」

「今はサッカーに全力を注ぎたいんだ」



「ッ…そっか(微笑」



水鳥でさえ、微笑んで”そっか”としか言えなかった


サッカーへの強い思いの存在の方が今の攻にとっては大きい

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