NORTH 

□#DIY/ 1!ERROR
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「というわけで、ある錬金術師を紹介する」


「「”綴命の錬金術師のショー・タッカー”?」」

「キメラ錬成の研究者だ

2年前人語を使うキメラをつくって国家錬金術師の資格をとった人物だ」


「人語って・・・キメラが人の言葉をしゃべれるのか?」


「ああ、その当時の担当ではないから実物を見たわけではないが、人の言葉を理解し喋ったそうだ


ただ一言



”死にたい” と



その後、彼の娘が必死に世話をするもエサも食べずに死んだそうだ」


「「・・・」」


「で、その娘が私のもとにいまでも尋ねてくるもんでな」


ドヤ顔


「うわ、いつもより増してうぜー(悔しい」


「兄さん・・・(笑」




「鋼のと同い年だ。紹介しよう、エル・タッカー君だ入ってくれエル」




「何のようですか?ずっと廊下で待たせて・・・


もしかして大佐が言ってた人達ですか?」


「「は・・・はい?」」



「こんにちは、ショー・エルです。」




「ッお、俺はエドワード・エルリック。エドって呼んでくれ」



彼女を見て、胸が高鳴った



「僕は弟のアルフォンス。アルって呼んで欲しいな」


彼女の雰囲気に、なぜか親近感を感じた



「エドと、アルね?あたしのことはエルでいいよ、よろしくね」


「おう」


「こちらこそ」



「エル、用件は分かっているな?」


「うん、案内するよあたしの家に」


「というわけだ、まぁとにかくどんな人物か会ってみることだね」




車の中で



「(アル、エルって素っ気ねーけどいたって普通の女だよな?顔は俺けっこうタイプ)」



「(そうみたいだね、って最後のはなに最後のは・・・)」



「帰るのは何日ぶりだ?」


「う〜ん・・・1ヶ月くらいかな?」


「まさかエル、ずっと大佐のとこにいるのか!?」

「リザさんとこにお世話になってるよ、だって・・・・ねぇ?(笑」


「うんうん」
「エルも女の子だもんね」



「(怒)鋼の達と家に残るか?」


「いんや、着替え取りに行くだけって言ってあるからすぐ帰る」




彼女の表情は、自分の家に帰るのをうれしくおもっていないように見えた





のは、どうやら俺だけではないらしい



アルとは顔を見合わせた



大佐もそれ以来話を振らなくなった
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