SS

◆SS
・NLもBLも容赦なく好き勝手に激短文章
・キャラ/カプは題名に表記
・何がきても許せる方推奨
・更新履歴に載りません
・後に同類のものを集めてMainに上げます











以上を許せる方のみスクロール!
◆犬夜叉(→殺生丸) 

ある一定の距離を保ちながら。
そうでなければ「近づくな」と睨まれる上に、「目障りだ」と言って殺されかねない。
最大限の我慢。

俺が追うのはいつも、姿ではなく匂いなのだ。

2012/08/15(Wed) 23:10 

◆犬夜叉+神楽( ←殺生丸) 

(↓の続きでもし神楽が生きてて犬夜叉のとこ行って相談してたらっていう話)

「へ〜、お前も暇だなぁ。わざわざあんな無愛想な奴んとこ行ってるとかよ」
「暇なんじゃねぇよ。気紛れに、だ」

そう、気紛れ。別になんとも思ってないんだ。でも、なんとなく、様子が気になるから。

「意味なんてないさ。それに、殺生丸だってあたしのことをどうこう思ってるわけじゃないだろ?だってあんな無愛想だし」
「じゃあ、お前ひでーな」
「はぁ?なんでだよ。あたしは自由なんだから、何したって文句無しだろ」
「文句無しってお前…。自由とかそういう問題じゃねーだろ。分かってねぇなぁ」
「なにが」

犬夜叉は呆れたようにため息をつく。

「あいつが、手に入れたって無意味だと思ってるものにわざわざ手を伸ばすと思ってんのかよ。目障りなだけで人殺すような奴だぜ?」
「…知るかよ、そんなの」
「じゃあ今知れよ。とにかく、お前のそれ、あいつの事弄んでるようなモンなんじゃねーの。そんなことしてたら、この先いつどうなるか…」
「…殺されるかもな」
「だろーな」

でも、そんなことに縛られたくないんだ。そう言ったら犬夜叉は『お前、命知らずだな』と苦笑い。

それがいいのさ。あたしは風だ。

2012/08/01(Wed) 14:05 

◆殺生丸×神楽 

その後ろ姿が見えたとき、
私は引き寄せられるようにして
そこに向かって歩いていた。

ただ唐突に、それに触れたいと思い、
無意識に手を伸ばす。

しかし
触れたと思った次の瞬間、
それはやはり消えてしまった

『あたしは風だ。あんたにだって、捕まるはずが、ないのさ。』

そしてお前は笑うのだ。

単なる風ごときに、
翻弄されている私を。

2012/07/28(Sat) 13:06 

◆琥珀 

「何もかも忘れてしまえればいいのに」
いつかの俺は、ふとそんなことを思った…

しかし同時に思い出す

『何もかも忘れた俺が一体何をしたのか』

俺はもう逃げられない
何処へ行くことも出来ない

俺が「いる」のが悪いんだ
命を繋いでいるとかなかった命だとか
そんな次元の話ではなくて
いてはいけない人間なんだ

俺はここにいてはいけない

2012/07/20(Fri) 03:02 

◆神無 

だったら いいわ
私が見つけてしまうから
そう意気込んで 探してみたの

探したけれど 見つからなかったわ

鏡は 鏡でしか ないの
妖は 何処にも いない
何処にも、いない。

ああ やはり そういうこと

「私たち 似た者同士 なのね」

鏡に手を 合わせるの
それだけで 私たちは 繋がるのよ
何処にもいない 無いもの同士
お互いの存在を 確認するように。

2012/07/20(Fri) 02:40 

◆神無 

後で 誰かに 聞いたのよ

鏡の中には
妖が住んでいるんですって
鏡の妖は 鏡を見るひとを
驚くほど 完璧に
真似るんですって。

でも それなら
私を真似る 妖の元の姿は
一体 何処にあるの

聞いても 白い女の子は
無表情で 黙ったまま

「何故 教えて くれないの」

聞いても 妖は教えてくれなかった。

2012/07/19(Thu) 13:09 

◆神無 

ある日 鏡を渡された

「お前にはこれを与えてやる」
少し乱暴に 手渡された

覗き込むと 白い女の子がいたの
思わず 聞いてしまったわ

「あなたはだあれ」

問い掛けても 応えなかった
そうよね 私はいないんだもの

私はいないんだもの。

2012/07/19(Thu) 12:41 

◆神無 

私は 生まれたんじゃ ないわ
生み出されたの 作られたの

私は「無」なんですって

私はここにいるのよ
たった今 あなたが作ったのよ
動けるのよ 話せるのよ

だけど あなたは否定する
お前には何も無いのだ、と。

だから 私は何も持ちません
私はいません 私はありません

2012/07/19(Thu) 03:33 

◆犬夜叉(→殺生丸) 

いとも簡単に俺を傷つけるお前が、俺は嫌いだ。
俺はお前に触ることすら叶わないのに。

2012/06/18(Mon) 09:33 

◆殺生丸×りん 

「さよならするのが怖いんじゃないよ」

少し大人びたりんは、笑いながらそんなことを言う。

「次いつ会えるのか分からないから、『もう忘れてしまったのかな』って不安になるんだよ。私ばかり待っているの…」

そんなりんを強く抱き締める。何がそんなにお前を苦しめているのだ。忘れてしまうわけがないだろう。

強さならばすぐに手に入るのに、心全てはなかなか手に入らない。もどかしい、もどかしい。

2012/06/03(Sun) 17:29 

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