ショートストーリー
□Time in clover.
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「おい、貴樹行くぞ。」
「あっ、待ってよぉ翔ちゃん!!」
僕は南木翔太が好き。小さいときからずっと好きで、翔ちゃんも僕のこと好きって言ってくれた。
でも、所詮それは子どものお遊び…僕らの今の関係は友達以上恋人未満。ただの幼なじみだ。
「ねぇ、翔ちゃん今日も生徒会って5時まで?」
僕はいつも翔ちゃんの用事が終わるまで待ってる。
「じゃ、いつもどおり教室でまってるね」
そのあとは、一言二言、会話をかわしてそれぞれの教室に別れた。
僕のクラスはB組、翔ちゃんはD組だ。