大事なのは魂ではなく…(ソウルイーター)
□君の疑問
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その日は、ソウルは必要最小限しか喋ってこなかった。話しかけようとしても、キッド君達と話をしてる。
試しに聞いてみる。
「ソウル、朝から可笑しいよ。どうかしたの?」
そして同じ答え。
「…別に何でもねぇ」
相変わらずの聞いてるのか、聞いてないんだかの、生返事。
「何?おまえら喧嘩してんの?それならこのブラックスター様にお任せだ!!」
沈黙を簡単に破るKY発言。
「……そういうわけじゃねぇよ」
「……ソウル、お昼屋上で話があるから。」
「……………………」
「何で返事しないの?」
やめろ……
「もしかして恥ずかしいとか?」
やめてくれ……
「ソウルも意外とかわいい所あるじゃん!」
「もういい!もういいから!!」
突然つめたくなる空気。マカ。表情も凍りついた。
俺はマカを置いたまま、屋上へと足を運んだ。
「どうしたんだろう……」
「そういや、ソウルの奴ここ最近静かだよな……」
「やっぱり?俺が話しかけてんのに、生返事ばっかだし」
「なんか理由があるのかも……」
マカも屋上へ向かった。