妖狐の灯

□26、訓練
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ーードカーン!!



ロール「いやっほーい!!」



ドカーン!!
ドカァーン!!!



只今ロールは先ほど現れた敵船を1人で潰している最中である。



フィレス「す…すごい、」


サッチ「暴れ過ぎだろ、アイツ…」


ラクヨウ「最近暴れてねェから張り切ってんだとよ」


イゾウ「限度を知らねェのかあいつ…、」


フィレス「………、」








敵船も排除し、ロールは元気良く船に戻って来た。



ロール「ふぅ…、」


フィレス「あ、お疲れ様です」


ロール「ん?おう。……………、」


フィレス「?、どうしました?」


ロール「いや‥フィレスって戦った事ねェよな?」


フィレス「え?そりゃあ、僕は入ったばかりだから戦闘員は…、」


ロール「ん〜…………よし、フィレス」


フィレス「は、はい?」


ロール「お前、剣と銃どっちが好きだ?」


フィレス「……え;」








ロール「イゾウ〜ビスタ〜!こっちに来てくれェ!!」


『?』



ロールに呼ばれた2人。2人は船員たちとの話を中断し、こちらに来た。



ビスタ「どうした?」


ロール「剣と銃ってどっちが使いやすい?」


ビスタ「ん?」


イゾウ「どうしたよ、いきなり?」


ロール「フィレスの武器、どっちがいいかなぁって」


『は?』


フィレス「隊長、僕まだ何も言ってませんよ;」


ロール「良いだろー?きっと、そしつあるぞ!」


ビスタ「…そういう事か、」


イゾウ「剣と銃ねェ…、
人それぞれ使いやすさがあるから、どっちがいいかなんて言えねェよ」


ロール「ん〜、じゃあ両方やってみりゃいいか」


フィレス「え?い、いいですよ;」


ロール「んな事言うなって。よし、ビスタ、イゾウ、武器貸して」


『いや、武器庫行ってくれ』



なんかロール(初心者)に自分の武器を貸すのはいけないと察知した2人は武器庫にある武器を勧めた。

ロールはすぐに武器庫に行って武器を取りに行きました。
心配なのでビスタも付いて行きました。



イゾウ「…つーか、何でいきなりフィレスに武器持たせようとしたんだ?」


フィレス「そういえば…、」


イゾウ「何を考えてんだか……、」


フィレス「………、」


 
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