炎少年と青年
□日常茶飯事
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ーーここはモビー・ディック号のとある部屋。
ガープ『ーーで、センゴクは怒っての。わしが何したってんじゃ』
レン「そりゃ大事な話の時に、煎餅バリバリ食べるからだろ…」
昼を過ぎた頃、この船に来て数ヶ月のレンは海軍本部のガープと電伝虫で話しをしている。
これはかれこれ2時間以上となる。
レン「ガープ、俺そろそろ仕事に戻りてェんだが…」
ガープ『じいちゃんと呼べと何回言ったら分かるんじゃい!』
レン「はいはい…、じいさんそろそろ切っても良いか?」
さすがにじいちゃんとは呼べねェよ……。
ガープ『まだ良いじゃろ』
レン「(結局駄目なのかよ……)」
青雉『ガープさん何してんすか?』
レン「面倒くせェのが来た…」
ガープの声からいきなりダルそうな声が聞こえてきた。
海軍本部の青雉である。
青雉『おや、その声はイタチじゃないのよ』
ガープ『青雉勝手に受話器を取るな!』
青雉『えー、少しぐらい話させてよ』
ガープ『わしが今レンと話しとるんじゃ!』
青雉『ガープさんどうせずっと話してたんでしょ、良いじゃない少し位』
ガープ『ダメじゃ!まだわしが話してるんじゃい、お前さんは向こ』
ガチャ…ン、
レン「…ふぅ、」
レンは通話を切り、一息ついた。