SW

□一方…、
1ページ/3ページ



ロール「っっ……、」



揺れる視界を何度か瞬く

周りを見ると、研究室か何かなのか、薬の匂い等がする。

ふと気付くと、手足は錠を掛けられていて身動きが出来ない。
しかしロールなら、それが普通の錠だろうと海楼石であろうと何とかなるが、体が痺れるように全く動かない。

薬でも使われたのだろう…。



インディゴ「ピロピロピロ、起きたのか」



目の前に現れたのはインディゴ、そしてシキだった。



ロール「…何する気だ…」


シキ「ジハハハ、ロールっつったよな」


ロール「…だから何だ」



ロールはギロリとシキを睨みつけた。




シキ「俺の右腕とならねェか?」


ロール「……ほざけ」


シキ「まぁ断る事は目に見えていたがな…。オイ」


インディゴ「はい!」



インディゴはポッケから注射を取り出した。



ロール「?」



するとインディゴは、注射針をロールの腕に向けた。
注射の中は緑色の液体が仕込まれている。



ロール「てめェら…!!」


シキ「動物系に効くかはてめェで実験だ」




プス…、




注射を打たれた後、体がドクン…と鳴り、ロールは叫び声を上げていた。

声がかれそうになるくらいまでに……、
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ