妖狐の焔

□16、旅立ち
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スタスタ‥、



廊下で帽子を深く被り、軽いバックを持って歩いている‥エースの姿があった。


エースはそのまま、甲板へと向かって行った。







ー医務室ー



バンッ!!



「マルコ隊長ッ!!」


サッチ「うぉっ!?」




いきなり医務室に荒々しくドアを開けた2番隊の隊員。

おかげで心臓バクバクしちまったじゃねェかよ



「ってサッチ隊長!気がついたんですか!?」


サッチ「あ、あぁ‥」


マルコ「それはともかく、一体何の騒ぎだよい?」


「隊長を止めて下さいよ!!」



隊長、というのはエースの事だろうか‥。



マルコ「エースがどうかしたのかよい?」


「隊長ったら、一人でティーチを追うって言うんですよ!!」


『!!!!』


マルコ「(やっぱあいつが聞く訳なかったかよい‥)エースはどこだよい!?」


「今甲板で皆が止めてます!!」


マルコ「分かった。っと、サッチは大人しくベッドで寝てろよい」


サッチ「え?」



と、マルコが見た時にはサッチはベッドから出ようとしていた所であった



マルコ「寝・て・ろ・よい?」


サッチ「はい‥、」




マルコが怖い……。
俺は一人寂しく医務室に取り残こされちまった。


ハァ‥。
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