総隊長と家族

□56 不審
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ー夜ー


サッチ「ーー王子が変?」


ハルタ「店の人の話を聞く限りじゃね。 話が出来過ぎてるし、何よりみんなは王子がいつ行方不明になったか知らないんだってさ」



ハルタは昼間にメシ屋で聞いた事を、食堂で皆に話していた。



イゾウ「知らねェ? いくら何でもそりゃねェって、」


ハルタ「僕もそう言ったけど、行方不明になる前後が何かこの国、海賊に襲われてたみたいでよく知らなかったみたい。 これだけの街だし復興作業とかで頭いっぱいだっただろうしね」


マルコ「なるほどねい…、」


エース「ハルタそんな事聞いてたんだな」


サッチ「一緒に居て何してたんだよ…、」


フィン「モグモグ」


ハルタ「集めた情報は終了〜。 まぁ別に僕らには関係ない事だけどね」


イゾウ「それ言ったらお終いだろ」


ハルタ「んじゃ関わりたい?」


イゾウ「いや、遠慮しとく」


サッチ「ひでェ奴ら、」



そんな会話でご飯を平らげたフィンは皿をキッチンに持って行った後、食堂を後にしました。








ー白ひげの部屋ー



白ひげ「ーー今日はどうだったんだ、フィン」


フィン「服買ってもらった〜」




フィンは白ひげの部屋に来て、今日の事を話していました。

フィンは白ひげの隣に腰を下ろし、白ひげに優しく撫でられながら話しをいっぱいする。


何時まで経っても、白ひげに撫でられるのが好きなフィンでした。




白ひげ「グラララ、明日も行くのか?」


フィン「んー…、街の周りに森があるから、そこ回りたい」


白ひげ「そうか。充分楽しんで来いよ、」


フィン「うん!」




明日は街ではなく森に。

フィンはしばらく白ひげと話をした後、床に就きましたとさ。
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