総隊長と家族
□54 始まり
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フィン「もぐもぐ、」
サッチ「(大人になっても可愛さがあるってどうなのよ‥、)」
おいしそうにご飯を頬張るフィン。
ずっと幼い頃であったからか、どうも幼い行動が抜けない。
でもそれはそれで‥、というサッチのような考えが多数いたり。
大丈夫か、ここの海賊。
フィン「サッチ、さっき航海士さん達が今日島に着くって言ってた!」
サッチ「おお、そうか。
んじゃ一緒に「フィン、一緒に回ろうぜ!」」
フィン「うん!」
サッチ「‥お前さっき寝てたよな?」
エース「あ?」
誘いをかけようとしたサッチだったが、先ほどまでメシに突っ込んでいた筈のエースに先に言われてしまった。
フィン「サッチも一緒に行こ!」
サッチ「…!!、おう!」
フィンは本当優しい、いや、優し過ぎる…。
世界中探してもこんな子いないぜ、きっと。
ハルタ「フィン、エース、僕もいーい?」
エース「ん?ああ、」
フィン「いいよ〜!」
ハルタ「ありがと〜」
サッチ「お前俺には断らねぇのかよ」
ハルタ「え?あ、居たの?」
サッチ「眼中に無しか!!」
いつも通りのトークを楽しむフィン。
これから巻き起こる出来事を知らずにーー。