妖狐の焔
□29、開戦
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ーー決戦日。
白ひげ「行くぞォオ!!野郎共ォオオ!!!!」
『オォオオオオ!!!!!』
ロールは白ひげ海賊団の前に姿を現さず、白ひげ海賊団はマリンフォードに乗り込んでいた。
白ひげ海賊団
&
傘下の海賊団43隻
VS
海軍の全戦力
&
七武海
それぞれ全戦力で、色々な想いを抱えながら戦いに挑んでいた。
そして、
開戦から約2時間後‥。
ザァアアアア…!!
ロール「お、あれだな…」
うーん、長いなぁ道のりが。
凪の帯(カームベルト)マジキツいね!
でも俺そろそろ無理って時に見えて来てくれたから、安心したけどな。
しかも正義の門が閉まろうとしたから猛スピード入った。ギリギリスレスレだったわ‥。
何で開いてたんだって疑問は置いといて俺はスピードを上げ急いだ。
すると…、
ロール「おーお、やっとるやっとる」
剣が混じり合う音、銃声、能力をバンバン使う野郎共。
「ん?何だあれは!!?」
ありゃ、一人の海兵が気づいちゃったよ。
顔は帽子深く被ってっから大丈夫だろうけど。
まぁいい、スピードアップでそのまま行くか!
あ、でもエースのだからやっぱ降りて行こっと。
まぁ、適当に走ってりゃ気づかれずにエース探せんだろう。
*
*
一方、こちらはエース。
エースは既に解放されていて、今は弟ルフィと共に脱出してる間際であった。
だが、エースは赤犬の挑発に乗ってしまい、力比べに押し負けてしまったのだ。
赤犬「ーー貴様ら兄弟だけは絶対に逃がさん!!
よう、見ちょれ…」
赤犬はターゲットを変更、ルフィに目を付け始めた。
エース「…おい!!待て!!」
ルフィ!!ーー。
赤犬がルフィに襲いがかる時、エースは目を見開き、瞬時に体をルフィの前に動かした。
その時‥、
ロール「はいストーップ!!」
ドカーン!!
『!!!!?』
何が起きたのか分からない‥。
気づけば赤犬は吹っ飛ばされていたからだ。
そして、赤犬が居た場所に目をやると皆は目を疑った。
ロール「ったく、誰だ俺の可愛い弟を処刑しよとするバカ共は!!
全員叩き潰すぞッ!!!」
ロールは皆に怒鳴り散らしていた
エース「ロ、ロール…!!」
白ひげ「グララ…、」
マルコ「……ったく、」
サッチ「遅ェんだよ、バカ…ッ」