妖狐の焔

□25、助太刀
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レイス「んで、どこ行くんだ?」


ロール「ぐるぐるって回る」


フィレス「大丈夫なんですか?」


ロール「いやさァ、悲鳴の数が妙に多いから大将以外にも来てるのかなって」


レイス「海兵とかが打ち取ってるんじゃねェのか?」


ロール「いくら何でも、ここの海賊でも海兵ぐらい倒せんだろ。 多分他に強い奴が3、4人はいる」


レイス「3、4人ねェ‥」



見聞色で諸島内を伺っているロール。

敵をある程度確認をしてのんびりと歩く3人


BARを出て数十分が経過した頃‥、



ロール「………!!」



ロールは足を止めた。



レイス「どうした?」


ロール「あっち行くぞ!」


フィレス「えっ?!」




そう言ってロールは歩いていた方向より右斜めに走り出した。

2人は見失わないように急いで追いかけた。







ー12番GRー


ここに麦わらの一味がいて、今は戦桃丸と七武海のくまから逃げてる途中であった。


逃げる為にバラバラになった麦わら一味。



ナミ、サンジ、フランキーペアは目の前にくまが襲いかかって来た。

ルフィ、チョッパー、ロビンペアには戦桃丸。

そして、ゾロ、ウソップ、ブルックペアには今現れた黄猿に襲われた。



黄猿がゾロを仕留めようとした時にレイリーがそれを阻止。

再び、麦わら一味は逃げようとしていた。


だが、ゾロの息の根を止めようと、くまが標的を変更して襲いがかって来た。


その時‥、



バキュンバキュン!!!



『!!!?』


ブルック「こ、今度は何ですか!?」


ウソップ「!!」


ゾロ「ッ……」



3人の前に現れたのは黒のマントで覆われている2人組

その内の1人が二丁銃で先程くまを攻撃した者のようだ。




レイス「七武海か‥。何でこんな所に居んだ?」


フィレス「さぁ?」




ウソップ「お、お前らは!」



マントで隠れていても、声で判断した3人。



フィレス「3人共、行って下さい」


レイス「こいつは俺らが引き受けるからよ」


ウソップ「わ、悪い!」


ブルック「ありがとうございます!!」



2人はゾロを担いで、その場を去った。
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