妖狐の焔
□25、助太刀
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レイス「んで、どこ行くんだ?」
ロール「ぐるぐるって回る」
フィレス「大丈夫なんですか?」
ロール「いやさァ、悲鳴の数が妙に多いから大将以外にも来てるのかなって」
レイス「海兵とかが打ち取ってるんじゃねェのか?」
ロール「いくら何でも、ここの海賊でも海兵ぐらい倒せんだろ。 多分他に強い奴が3、4人はいる」
レイス「3、4人ねェ‥」
見聞色で諸島内を伺っているロール。
敵をある程度確認をしてのんびりと歩く3人
BARを出て数十分が経過した頃‥、
ロール「………!!」
ロールは足を止めた。
レイス「どうした?」
ロール「あっち行くぞ!」
フィレス「えっ?!」
そう言ってロールは歩いていた方向より右斜めに走り出した。
2人は見失わないように急いで追いかけた。
*
*
ー12番GRー
ここに麦わらの一味がいて、今は戦桃丸と七武海のくまから逃げてる途中であった。
逃げる為にバラバラになった麦わら一味。
ナミ、サンジ、フランキーペアは目の前にくまが襲いかかって来た。
ルフィ、チョッパー、ロビンペアには戦桃丸。
そして、ゾロ、ウソップ、ブルックペアには今現れた黄猿に襲われた。
黄猿がゾロを仕留めようとした時にレイリーがそれを阻止。
再び、麦わら一味は逃げようとしていた。
だが、ゾロの息の根を止めようと、くまが標的を変更して襲いがかって来た。
その時‥、
バキュンバキュン!!!
『!!!?』
ブルック「こ、今度は何ですか!?」
ウソップ「!!」
ゾロ「ッ……」
3人の前に現れたのは黒のマントで覆われている2人組
その内の1人が二丁銃で先程くまを攻撃した者のようだ。
レイス「七武海か‥。何でこんな所に居んだ?」
フィレス「さぁ?」
ウソップ「お、お前らは!」
マントで隠れていても、声で判断した3人。
フィレス「3人共、行って下さい」
レイス「こいつは俺らが引き受けるからよ」
ウソップ「わ、悪い!」
ブルック「ありがとうございます!!」
2人はゾロを担いで、その場を去った。