妖狐の焔
□25、助太刀
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BARに来てから数十分後、ルフィたちは3日間諸島内を逃げながらコーティングを待つって言って行ってしまった。
なんか知らんが、ルフィが天竜人を殴ったから大将が来るんだと。
そんな事で来るならもっと他の事しろよな。
俺たちは何してるかというと、とりあえずBARでもうちょっと一服している。
ロール「モグモグ‥」
おつまみを食べながら新聞を見ている。
普段新聞なんてみねェがエースの事が書かれていたから見ない訳にはいかない。
シャッキー「それはつい先ほど配られた新聞よ、」
ロール「ふーん‥」
新聞には、エースの公開処刑をするとだけ書かれていた。
レイス「海軍は親父たちと戦争でもしたいのかね‥」
フィレス「公開処刑って;;どうすんですか?!」
ロール「日取りが決まったら動けばいいんじゃねェの?」
『!』
レイス「……(さっきより目が元に戻ってる‥。
…吹っ切れたようだな、)」
ロール「?、何だレイス?」
レイス「別に、」
ロール「?」
フィレス「……隊長、何で公開処刑なんか‥」
レイス「白ひげ海賊団で、隊長だから……、
だがそこまで公開処刑にこだわる必要ねェか‥」
シャッキー「そうね‥。
わざわざ戦争になる事を選んだ事だから、それなりの理由でもあるんでしょうね」
レイス「理由ねェ‥、」
ロール「モグモグ…、まぁ理由っつったらあるにはあるな」
フィレス「え?」
ロール「……まぁとにかく、親父たちは海軍と戦争するとして、場所を特定するとしたらマリンフォード辺りか」
レイス「そうだな‥。
…そろそろ行くか?」
ロール「………」
フィレス「?、副船長?」
ロールは耳を立たせ、窓の外を見ていた。
レイス「‥大将でも来たか?」
ロール「ああ…。多分、音的に黄猿の可能性高いな」
レイス「やっかいだなァ、ったく」
ロール「赤犬よりはマシだと思うけどな、」
レイス「そいつ来たら諸島軽く消えんだろ」
ロール「ここ殆ど木で出来てるしな。 まぁとりあえず、散歩にでも行くか。いつまでもここにいる訳にはいかねェし」
レイス「そうだな、」
ロール「つーことで、俺たちも失礼するわ」
シャッキー「ええ、気をつけてね」
ロール「おう」
ロール達はフードを被りBARを出て行った。