妖狐の焔

□24、笑顔
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ロール「………」


ルフィ「?、どうしたロール。 腹でも減ったのか?」


ロール「あ?…いや‥、そうじゃねェけど……」



ボーっとしていたロールにルフィは隣に来てモグモグと店の食べ物を食べている。






ルフィは………いや‥、この様子じゃ知らねェんだろう……。


こいつなら俺と同じ事考えそうだし‥。




ルフィ「違ェのか。 でも食ったら元気でるぞ!
これやるよ!!」





渡されたのは、
ルフィの食いかけのお肉。




ルフィ「にししっ!」


ロール「……!!」





ああ………、



何してたんだ、俺は‥。



バカみてェに
考えちまってよ……。


んなの俺じゃねェ。
考えた所でコトは変わらねェんだ!





ーー考えてる暇があったら前に進めってんだ。

うかうかしてたら
何も救えなくなっちまうじゃねェか!!




ルフィ「にししっ!遠慮すんな、ロール」




ルフィの笑顔に
救われちまうとはな‥。


昔は俺が助けてた筈なのによ……。






知らねぇ間に、
大きくなりやがって‥。




ロール「ーーにっ、ありがとよ、ルフィ」


ルフィ「!、おう!!」





ーールフィ‥、







お前が弟で、
本当良かったよーー。
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