妖狐の焔
□22、愛しい弟
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レイス「ーーさっきから、何の声だ?」
ロール「うるさくて眠れねぇぞ‥」
レイス「寝なきゃいいだろ‥」
フィレス「…あれじゃないですか?」
『あ?』
フィレスが指したのは1隻の船。
確かにあそこから誰かが叫んでいる。
ロール「……あれは‥」
レイス「どこの船だよあれ‥」
フィレス「ずっと前に読んだ新聞に載ってましたよ‥。確か麦わらの一味だったかと」
ロール「!」
レイス「あぁ‥、最近のルーキーだっけか」
フィレス「はい。どうしますか、副船長?」
ロール「勿論乗り込む!!」
ロールは目をキラキラさせながら元気に返事をしていた。
レイス「いつになく元気だな‥、」
ロール「何言ってんだ。俺はいつだって元気だ!」
レイス「さっきうるさくて眠れねぇって文句言ってた「さぁ行くぞ〜!」」
3人は麦わらの一味の船‥サニー号へと向かって行った。
*
*
ルフィ「お!来たぞ!!」
ウソップ「本当に大丈夫なのかァ;;」
ゾロ「敵なら斬るまでだ」
ウソップ「よ、よーし!ゾロ、おれを守ってもいいんだぜ?!」
サンジ「美女、美女〜!」
ゾロ「アホか‥、」
サンジ「ア゙?」
喧嘩発動。
まぁこの2人は置いといて‥。
ルフィ「おい!遭難してんなら上がって来いよ!!」
ブルック「私たち海賊ですけど全然怖くないですよ〜!ヨホホ!!」
ウソップ「おめェが言うセリフじゃねェよ!!」
*
ロール「レイス、フィレス。ちょっと遊んでくる」
フィレス「へ?」
レイス「……程々にしろよ」
ロール「へーい、」
ロールはサングラスを着用。 帽子を深く被り、ジャンプをして乗り込んだ。
レイス「俺らも舟着けて行くか、」
フィレス「あ…はい、」
2人も後から乗り込む事に‥。