妖狐の焔

□20、中将
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ロール「どうしたフィレス? モグモグ」


フィレス「あ‥いや、副船長は向こうを見ない方が……;;」


レイス「あ?」


ロール「何だよ、何かあるのか?」


フィレス「いや見ない方が…!!」




ロールは後ろを向いた。

その後、顔を戻し、頭を抱えていた。



ロール「何か幻覚が見えた気がする…、」


レイス「残念ながら幻覚じゃねェな、」


フィレス「ど、どうするんですか;;」


ロール「店を出る」


レイス「待て、今出たらバレるぞ」


ロール「一応変装してるし、」


レイス「身内ならそんな変装バレっから、」


ロール「ジジィは鈍い所あるから大丈夫だよ」




ピク‥、




ロール「俺は今すぐ出たい。ジジィと同じ空間なんて耐えられ………あのお2人さん、何で目ェ逸らすの?」




ロールが2人に話をしていると、レイスとフィレスは何故かロールと目を合わせなくなった。

そしてロールは何故だか後ろから寒気がする。


そっと首を動かすと‥、




ガープ「……お前、」


ロール「げっ、」


ガープ「!!、貴様ロールか!!?」


ロール「ギャーーッ!!!」




ダダダダーー!!



ロールは驚きのあまり逃走。



ガープ「待たんかロールゥウウ!! お前たちはそこの2人を捕まえとけ!!!」


『は、はいっ!!』



ガープはロールを追って行った‥。

そして、残った2人は海兵に武器を向けられていた。



レイス「ち…、ガープとは、まためんどくせェ奴が来たな」


フィレス「そんな事言わないで早く副船長を追いましょうよ;;」




この2人、海兵には眼中にないようだ……。
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