妖狐の焔
□20、中将
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ー数日後ー
ロール「いやァ、久々の地面だな〜」
レイス「8割寝てた奴が何言ってんだか‥」
フィレス「;;」
数日後、町がある島についた3人は海岸に舟を着けていた。
ちなみにロールとフィレスはレイスからサングラスと服を拝借されて、変装中。(一応2人は世間で死亡説が出回っているからだ)
ロール「んじゃさっそく!」
フィレス「はい、」
レイス「……」
ロール「メ「シじゃなくて情報探しな」まだメしか言ってねェぞ、」
レイス「メシ以外のメが、お前にあるのかよ」
ロール「……メ‥ガネ?」
レイス「…行くぞフィレス」
フィレス「え;;」
レイスはフィレスを掴み町へと向かって行った。
ロール「ま、待てってー!悪かったけどメシ食わなきゃ俺ぶっ倒れる〜!!」
ロールは2人を追って行って、その後駄々をこねていたのだった…。
*
*
ロール「いっただきまーす!」
レイス「ハァ…、」
結局メシ屋に入った3人
あまりにもうるさい上にロールは怪我が治ったばかりなので栄養をとらなきゃいけないし、で結果行く事になったのだ。
ロールは嬉しそうに口にどんどんメシを食べていた。
レイス「あんまり急いで食うと喉に「んぐっ!うっ!」あー、ほれ」
言おうとした時に喉に詰まらせたロールはレイスから水を受け取りゴクゴクと飲んでいた。
ロール「ふぅ‥、」
フィレス「大丈夫ですか?」
ロール「危なかった、」
レイス「ったく‥、」
世話のかかる弟だ‥。
フィレス「……ん?」
店に誰か入って来たな、とフィレスは客が見える位置に居たので、偶々その客を見た。
?「店主、茶はあるか?」
「あ、はい!少々お待ちを!!」
店主はその客を見た瞬間すぐにせっせと用意していた。
「あのガープ中将、こんな所で呑気に‥」
ガープ「何か文句あるのか?」
「い、いえっ;;」
フィレス「・・・」
フィレスは顔を引きつっていた。