妖狐の焔

□6、料理
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「・・・こ、これは夢だろうか‥」


「いや、さっき充分頭殴ったりしたが覚めなかったぞ‥、」


「で、でもよ‥」


『副船長が料理するとかありえねェエエ!!!?』


ロール「……」



船員たちが叫んでいるにも関わらず、ロールは料理の味を確認していた。

完全無視状態‥じゃなくて物凄い集中しているらしく、声が届いていないようだ。



「あ、あの副船長ォ?」


ロール「…(もう少し濃い方がいいか‥、)」


「副船長ォ〜?」


ロール「(…んん‥っと、アレ入れてなかったな)」



全く船員たちに応えないロール。
船員たちは悲しくなって声を掛けるのを止めていた……。



ロール「(……こんなもんかな、)」



ロールは作ったモノを2つの皿に入れ、そのままどこかへと行ってしまった。



サッチ「行っちゃった‥、」


ラクヨウ「いやァ、それにしても驚いたな‥」


マルコ「ロールが料理ねい‥、」


イゾウ「食べる専門だと思ってたのによ、」


ラクヨウ「いやいや、まだ分かんねェよ?料理は味だ」


ハルタ「どれどれ‥、」


サッチ「って、お前な‥」


ハルタ「!!!」


『?』



その後、料理を食べたハルタは体を震わせていたとか………。






ー甲板ー


ロール「えっと……お?」



ロールはその頃甲板に居て、エースを探していると白ひげと共にいたので向かって行った。
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