妖狐の焔

□2、冥王
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ー13番GRー

シャッキー’S
ぼったくりBAR



『………』


レイリー「ん?どうした、早く入りなさい」


ハルタ「ロール…、」


ロール「………ぼったくりってなんだ?」


ハルタ「………、」


レイリー「ああ、気にするな」


ロール「おう、分かった」



あっさりなロールであった。



ハルタ(大丈夫なのかな……、)



1人不安が募る中、3人はその店に入って行った。

そこに、一人の女性がいた。多分この店の店員かなんかであろう。



レイリー「シャッキー、今帰ったぞー」


シャッキー「お帰りーってあら、お客?」


レイリー「ああ、」


シャッキー「……あなた、“かまいたち”よね?」


ロール「ん?ああ、」


シャッキー「へー!レイさんよく見つけたわね、」


ハルタ「?」


レイリー「シャボンディパークの前で会ってな、」


シャッキー「シャボンディパーク?」


ロール「おう、遊園地に遊びに来たんだ」


シャッキー「アハハハ、面白いわねイタチちゃん」


ロール「そうか?」



いつの間にか自然に打ち解けているロールに対し、ハルタは難しい顔をしていた。



レイリー「私はてっきり修行に来たのかと思ったんだがね、」


ハルタ「修行?」


レイリー「白ひげにそう言ったんじゃないのかね?」


ロール「へ?何で知ってんの?」


レイリー「昨日か、一昨日か、白ひげの傘下の海賊たちを通じて連絡があってな。2人に修行を付けろと言われてな、」


ハルタ「親父‥;」


ロール「やられた…。
ってか、おっちゃん強いのか?」


シャッキー「一応この人は元海賊だしね、」


ハルタ「へー、」


ロール「俺ら遊びに来ただけなんだけど‥、」


レイリー「ははっ、どうせ数日間は遊園地はやらんと思うぞ」


ロール「えー!?何で〜!!?」


レイリー「海兵や大将が来て殆どの店の者は非難するしな‥、」


ハルタ「た、大将!?」


ロール「面倒くせーっ!?
ってか何で来るんだ?俺らが居るのバレたか?」


レイリー「天竜人に手出したからだろ‥お前さんが」


シャッキー「あらあら、」


ロール「………?」


ハルタ「ロールが?」


レイリー「そうだな‥。シャボン玉を頭に被った奴に手出さんかったか?」


『・・・あ、』


シャッキー「本当面白いわね、あなた達」



ーー4人が話しをしていた数十分後、大将がこの諸島に降り立っていた。
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