妖狐の灯
□26、訓練
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ロール「ふぁ〜あ、」
ビスタ「見学してるんじゃなかったのか、」
ロール「邪魔しちゃ悪いだろ?」
ビスタ「ふふっ、ロールも隊長らしくなったな」
ロール「?、何を思って?」
ビスタ「ふふっ」
ロール「いや笑ってちゃ分かんねぇよ、」
2人はトコトコと話しながら廊下を歩いていた。
*
*
一方‥、
パンッパンパン!
イゾウ「止め」
フィレス「ふぅ…、」
フィレスとイゾウは銃の練習をしていた。
弾は実弾ではない練習用のピストルだ。
イゾウ「うん、初心者にしちゃ中々だったぜ」
フィレス「あ、ありがとうございます」
イゾウ「後はそうだなーー、」
フィレスはイゾウに銃の指導をしてもらっていた
その後は少し休憩タイムであった。
イゾウ「ーーそういや、何で銃を選んだんだ?」
フィレス「え?あ……その初めて会った時の事を思い出したら、僕もあんな風に誰かを守れたらなって思って‥、」
イゾウ「初めて……ああ、そういや、あん時に誰かを撃った気がする」
フィレス「ええ‥、いきなり現れてびっくりしましたけど;」
イゾウ「ははっ、そういやそうだったな!」
数十分間、話しに盛り上がった後、2人は再び銃の訓練を行った。
フィレスがロールと共に戦うのも、そう遠くない話であるーー。