妖狐の灯
□26、訓練
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数十分後…、
ロール「ほいフィレス、」
フィレス「…あ、あの何で2丁ずつ?」
ロール「え?2つの方がカッコいいだろ?」
((格好良さの問題…?))
フィレス「で、でも僕使えませんし;」
ロール「大丈〜夫!剣はビスタ、銃はイゾウが教えてくれっから」
イゾウ「……は?」
ビスタ「ロールは何するんだ?」
ロール「ん?見学、」
『お前隊長だよな?』
ロール「だって俺武器持った事ねェし、教えられないし」
イゾウ「じゃあ武道教えりゃ良いだろ?」
ロール「ぶどう?」
ビスタ「…一応言うが、フルーツでは無いぞ」
ロール「ん?違うのか、」
フィレス「……で、でも僕も武器なんて持った事ないし;」
ロール「えー、でも戦う時、素手よりはマシだろ?」
フィレス「え?あ‥まァ、」
ロール「じゃあ選べ、」
フィレス「え;」
イゾウ「あのなロール、」
ロール「ん?」
イゾウ「フィレスはまだ戦闘員でも無いし、何でそんなフィレスにやらそうとすんだよ?」
ロール「ん?さっき言っただろ?」
『?』
ロール「フィレスは、そしつあるって」
フィレス「!」
ビスタ「………、」
ロール「それにフィレスと一緒にドカンドカンやりたいじゃん?」
フィレス「;…」
イゾウ「ふっ、何だよ、ドカンドカンって」
ロール「えー、じゃあドゴン?」
ビスタ「効果音の問題じゃないだろ、」
2人がロールの話しに微笑んでいる中‥、
フィレス「………、」
フィレスは武器を見つめていた。
そして、フィレスは思いが固まったかのように、目つきが少し変わっていた。
フィレス「あ、あの‥、」
『?…』