妖狐の灯
□27、町へGO!
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タッタッターー、
ロール「マルコ〜!イゾウ〜!!」
マルコ「ん…?」
イゾウ「お、ロールにフィレスじゃねェか」
歩いていたのはマルコとイゾウ。
手には買い物中か、それとも終わった後なのか、2人の手には荷物があった。
ロール「買い物してたのか?」
イゾウ「今終わった所だ、お前たちはまだなのか?」
ロール「何が?」
フィレス「え?いや、買い物ですよ;
船に降りる際、各隊事に買う物がある筈なんですが……、」
ロール「…………………………おお、忘れてた」
・・・。
マルコ「やっぱお前に頼むんじゃなかったねい‥、」
ロール「んな事ねェよ、ちょっと忘れてただけだ」
イゾウ「船降りた瞬間忘れたんじゃねェのか?」
ロール「ん、んな事、ね、ねェよ;」
図星であった。
分かりやすいロール、3人はすぐに分かったようだ。
いや、3人でなくとも分かるであろう。
マルコ「ったく、じゃあちょっと来いよい」
ロール「メシ屋に?」
フィレス「;‥、」
イゾウ「違うだろ‥、」
マルコ「どうせメモも無くしただろい、だから一緒に来い」
ロール「メモ?……あ、部屋に置いて来ちった」
『………。』
もう何も言えなくなった3人であった。