妖狐の灯
□24、再会
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ー島の中心部ー
島の中心部には大きな木がなっていた。
幹はとても太く、少なくとも700年は経過しているだろう。
その木の下でロール達よりも早くに来ていて、宴会をしている海賊団がいた。
その海賊団とはーー、
「お頭ァ、飲み比べしませんか〜?」
?「お前俺の話し聞いてたか?今日は体大事にすんだよ、」
?「1日も保たないだろうけどな、」
?「だろうな、」
?「ヤソップ、ベン!お前ら酷いな!!」
ヤソップ「お頭がそんな事言って出来た記憶がねェもん、」
ベン「確かにないな、」
?「ぅ…あー!もういいっ!!酒持って来いっ!!」
(((もう止めたよ…、)))
ベン「ったく…、」
この海賊団は白ひげ海賊団の船長、白ひげと同じ四皇の名を持ち、船長をしている者…それが赤髪のシャンクス率いる、
"赤髪海賊団゙である。
そんな楽しく宴をしている赤髪海賊団だったが……、
モグモグモグーー、
「ん?」
「結構食う奴がいるな…新入りか?」
「あんな帽子被ってる野郎いたか?」
バクバクとメシを食べている者が1人。
それを汗を掻きながら、止めようとしている人物が1人。
それは‥、
フィレス「た、隊長、まずいですって」
ロール「ん?美味いぞ、このメシ」
フィレス「味の事じゃなくて、ここどこかの海賊団ですよ;」
ロール「だってもうすぐ親父達来るし、邪魔だから早いトコ退かそうかなって思ったけどやっぱ腹減っちゃ戦は出来ねェって言うじゃん?」
フィレス「戦う気満々ですか;」
ロール「勿論お前もやるんだぞ、」
フィレス「え"…、」
…と、様子がおかしい事に気付いた船員達は2人の顔をよく見た。
すると、船員の1人がロールを見て気付いた。
「っ!!コイツ“かまいたち”じゃねェか!?」
『!!!!?』
「なっ!?い、言われてみれば!!!」
「な、何でこんな所にっ !!?」
フィレス「隊長…バレちゃいましたよ;」
ロール「待て待て、後こいつ食ってからだ」
『人のメシ勝手に食ってんじゃねっ!!』
ロール「そりゃメシがある方が悪ィ、」
フィレス(無茶苦茶だ…;)