妖狐の灯
□18、3年後
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一方、こちらはモビー・ディック号‥。
ーードカーン!!
『!!!?』
島の中心部から爆音が聞こえ、船内にいた者は窓を見たり外に出たり、甲板にいた者はざわついていたり……。
サッチ「何だアレ……!?」
ラクヨウ「何してやがんだロールは…!?」
ビスタ「誰かと戦っているのか…?」
イゾウ「誰か…?」
ラクヨウ「誰かって…無人島じゃなかったのかよ!?」
マルコ「…先客でも居たんだろうねい、」
サッチ「っ……!!」
ダッ!!
『!!!!』
ラクヨウ「っ!!おいサッチ!!!」
サッチは船を降り、島の中心部へと行ってしまった……。
マルコ「ったくあのバカは……!!」
ラクヨウ「しゃあねェな、」
ガシッ!!
マルコ「…何だよい?」
ラクヨウ「行くに決まってんだろ〜!!」
ダダダダーー、
ラクヨウはマルコを掴み全力疾走……。
イゾウ「おいおい…、」
フォッサ「ラクヨウの奴、マルコ引っ張り出して大丈夫なのか…?」
ビスタ「………、」
*
*
マルコ「ーーったくてめェらは…、」
『すいません…、』
無事ではなかった。
サッチの頭にはたんこぶ1つ。
ラクヨウの頭には3つありました。
3人は走りながら説教タイムを行っていました。